ダウ大幅下落

[映画ずきのしんちゃんさん]

6日の日経平均は、9,637.63-60.96雲、基準線の上だが転換線9690を割り込んだ。ボリンジャーは、プラスσを割り込み、ＭＡＣＤＲＣＩは頭打ち。なお上昇基調を保っているが、調整含みとなっている。

ダウ12,759.15-203.66雲の上だが、一気に転換線、基準線域12792を割り込む大きな下げとなった。ボリンジャーは、 TPを下抜け－σも下に抜けた。チャートの形としては、目先は、調整局面である。ただし、中期的には、雲の上基準線の上を保っており、なお上昇基調にある。

ドル円80.88雲、基準線、転換線80.84の上をなお維持している。ボリンジャー＋σ80.87の近辺。ＭＡＣＤＲＣＩは頭打ち。上昇一服というところに来ているが、なおドル上昇基調を維持している。

ギリシャ債務問題の懸念と、中国経済の減速を懸念してダウは大きく下げている。調整色が強まっているが、中期的な上昇基調を維持できるかどうかが、大きな焦点である。ただし、いまのところ、ＶＩＸ指数は、まだ20代前半であり、イタリア国債の利回りも5％台で落ち着いていて、かつてのような、債務危機の拡大が懸念される状況ではまだない。ギリシャのデフォルトが、避けられるようであれば、大きな調整には入らないことが期待される。