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韓国債投資、アジア各国中銀に事前通知要求

 …こんな話をすれば韓国国債を買う国が減るだけな気もしますが…。

 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/02/10/2012021000974.html

 ”韓国政府がこのほど、中国、タイなどアジア各国の中央銀行に対し、韓国の国債に投資を行う際には投資規模、目的を事前に通知するよう協力を要請する方針を固めたことが分かった。

 

 これは、外国人による韓国国債への投資規模が60兆ウォン(約4兆1300億円)を超え、外国人が一気に投資を引き揚げた場合、韓国の金融市場が混乱に陥ることが懸念されるためだ。

 

 韓国政府高官は9日「ここ数年で外国人の債券投資が急増し、市場の監視をしっかりと行わなければ、外国人が資金を引き揚げた場合、対応が困難になるという共通認識が政府内部にある」と述べた。

 

 韓国政府は国債投資時の事前協議チャンネルを公式化するため、早ければ3月初めにも企画財政部(省に相当)、韓国銀行、韓国取引所と共同で、タイ、インドネシア、マレーシアの中央銀行を非公式に訪問し、趣旨を説明する計画だ。また、訪問の成果によっては、協議対象を中国、日本などの中央銀行にも拡大する案も検討する見通しだ。

 

 企画財政部の関係者は「タイ、マレーシアなどと事前接触した結果、前向きな反応が得られた。アジアで幾つかかの中央銀行と合意できれば、ほかの国にも拡大可能だ」と指摘した。

 

 外国の中央銀行が資金を投資する際、事前に規模、目的、期間などを把握できれば、資金の流れを把握して対処することが容易になり、事前の計画とは異なり、資金を早めに引き揚げた場合には、該当国に抗議することも可能になる。これをめぐり、韓国銀行も8日、中央銀行間の協議方針を金仲秀(キム・ジュンス)総裁に報告したという。

 

 自国の国債に投資を行う外国の中央銀行に対し、事前に目的や投資規模の通知を求めるのは、国際的にも前例のないことだ。韓国政府が韓国国債を最も多く保有する欧米各国に対しこのような要求を行ったことはない。

 

 韓国政府が国際的に前例のない事前協議手続きを定め、その対象として中国などアジア各国を挙げたのは、アジア各国が最近2-3年で韓国国債への投資を急激に増やしている上、突発事態が起きた場合、資金を引き揚げる可能性が高いと判断されるためだ。

 

 一例として、韓国国債を今年1月末現在で10兆2372億ウォン(約7050億円)保有し、韓国に対する世界3位の債券投資国となった中国は、2010年に4兆6970億ウォン(約3230億円)の純投資(債券購入規模から満期到来償還分を差し引いた額)を行い、昨年の純投資も3兆6609億ウォン(約2520億円)に達した。しかし、中国による純投資は、昨年12月の時点で340億ウォン(約23億円)だったが、今年1月には70億ウォン(約5億円)となり、投資規模が一気に急減している。

 

 事前通知要求の最初の交渉対象に含まれたマレーシアは、10年の2兆2229億ウォン(約1530億円)に続き、昨年は3兆7059億ウォン(約2550億円)を韓国国債に純投資した。これに対し、タイは今年1月末現在で韓国国債を9兆6000億ウォン(約6610億円)保有しているが、純投資の規模は10年にマイナス1兆8708億ウォン(約1290億円)、11年にはマイナス5億1139億ウォン(約3520億円)となるなど、投資が急速に減少している。

 

 外資系証券D社の債券投資担当役員は「韓国債を大量に購入した中国、マレーシアなどが自国の事情や金融市場での資金調達困難などを理由に、一気に資金を引き揚げれば、韓国の金融市場がショックを受けかねない」と指摘した。

 

 債券投資資金が流出すれば、外国為替市場で大量のウォン売りが出て、ウォン安が進み、国債利回りが上昇する。金融研究院の金泰俊(キム・テジュン)院長は「過去には株式に投資された外国人の資金が為替と株式市場に影響を与えたが、現在は債券投資も無視できない規模になっており、細かい監視が必要だ」と述べた。

 

 実際に、外国人投資家が保有する上場債券の残高は、今年1月現在で84兆6000億ウォン(約5兆8000億円)に達した。ただし、割合を見れば、上場債券全体の6%にとどまっており、依然として高いとは言えない。

 

 しかし、外国人は最近2-3年に発行された国債を大量に保有している。こうした国債は市場での取引が活発で、大量の売りが殺到すれば、波紋が大きいとみられる。韓国政府は詳細な数字を公表していないが、最近3年間に発行された満期国債の場合、一部では外国人の保有比率が20-30%に達しているものもあるとみられている。

 

 外国人による韓国債への純投資は、欧州財政危機が悪化の兆しを見せた昨年11月には3369億ウォン(約230億円)、12月には3兆9000億ウォン(約2690億円)のマイナスとなったが、今年1月には1兆1600億ウォン(約800億円)のプラスに転じるなど、資金の流入と流出を繰り返している。

 

 外資系証券B社の債券ディーラーは「企画財政部が国債銘柄別に外国人の保有比率を制限することや、金融機関の国債保有に限度を設ける案などを検討したと聞いている。しかし、そのような措置は資本市場規制として批判を受ける可能性があるため、政府は代替案を探っているのではないか」と指摘した。”

 …しかし、この条件を見る限り韓国の経済が悪化しているのを諸外国に印象付けして却って国債への投資が逃げていく気がするんですが気のせいですか?

 下手に弄って未達が増えれば今度は利子を上げて買ってもらうって言う(行き着く所、借金の増大)悪循環モードになりそうなんですが。

 まぁ勝手にやってくださいって感じですけどね。所詮他人の国ですし。

 (…しかし、どうしてこう最悪の選択ばかりするかなぁ…)

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