いや、これは流石に笑えないんだが。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120208/plt1202081539006-n1.htm
”民主党の“失笑人事”が発覚した。党最高顧問・副代表(計11人)に特定分野の政策を担当させるもので、何と、最高顧問の鳩山由紀夫元首相は外交を、菅直人前首相は新エネルギー政策を担当するというのだ。ともに、首相時代に担当分野で国家的失政を犯しただけに、「ミスキャスト」との声も出そうだ。
「外交、防衛、エネルギー、震災復興などのテーマで、最高顧問、副代表に先頭に立ってほしい」
輿石東幹事長は7日の常任幹事会でこう語った。「ベテランの知見を生かそう」という発想で、鳩山、菅両氏らも了承したという。しかし、これは悪い冗談というしかない。
鳩山氏は首相時代、東アジア共同体を掲げ、訪中時には「日本は米国に依存し過ぎていた」と発言。米軍普天間飛行場移設問題を混乱させて、日米関係にダメージを与えた張本人。その後の、尖閣沖中国漁船衝突事件や中国のガス田単独開発を見る限り、日本は中国にも侮蔑されている。
菅氏は福島第1原発事故後、危機管理のイロハを無視して現場に介入し、官僚や東電幹部を怒鳴り上げた。SPEEDI(スピーディ)による放射性物質の拡散シミュレーションも長く公開しなかっただけでなく、原子力災害対策本部などの会議議事録まで不作成だった。
輿石氏といえば、野田佳彦首相に対して、田中直紀防衛相の起用を進言したとされる実力者だが、鳩山、菅両氏から学ぶ知見とは、一体どういうものなのか。
こうしたなか、野田氏は8日、毎日新聞朝刊に寄稿して、「毎日新聞で毎朝、必ず読むのが『マーク矢崎』の『きょうの星占い』」と記した。きっかけは数年前、議員会館で間違って爪先で緊急通報装置を鳴らした日の占いが「足元に注意」だったという。
ちなみに、野田首相は5月20日生まれの牡牛座。8日の星占いは「人間関係で窮地に立たされそう。ライバルの策略注意」だった。”
ジョークも、ここまで来ると笑えないって言う良い見本ですかね。
…これは幾らなんでも悪夢としか言えない人事だと思うのですが。
皆さんはどう思います?
PS.
…しかし、一国の総理大臣が毎日必ず読むところが星占いって言うのもなぁ。
たしかに個人の自由ですけど。
…流石に、こういった立場の人間がねぇ…。