そろそろ、新興市場か？？

[nijさん]

ネット通販関連にも選別時期到来配送、決済サービスなど関連企業にも注目http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120204-00930812-mosf-stocksネット通販の波及効果は、電子決済からモバイル機器の販売、宅配便業界まで多彩な領域に及ぶ。後編ではこれらを取り上げてみたい。　ネット通販にかかわる他業界の銘柄では、ヤマトホールディングス <9064> の注目度が高い。全国を網羅する荷物の仕分け・配送拠点を生かし、ネット通販業者に物流インフラを提供している。国内の個人発小口貨物から企業発の商流貨物へと事業を拡大してきたヤマトＨＤだが、国内景気の低迷で新たな分野への拡大が必要になっていた。為替の影響を受けにくいネット通販がらみの貨物は、商流のなかでも期待の事業分野となっている。１２年３月期第３四半期（１１年４－１２月）の営業利益は６４２億１８００万円（前期比０．２％増）。伸び率は限定的だが、対通期計画比の進ちょく率は９５．８％と高い。ネット通販に限定した数字は特に開示していないが、伸び率は２ケタに達すると推定されている。　センコー <9069> も通販ショップ・ＥＣ（電子商取引）向けに「フルフィルメント・サービス」を提供中。大規模な専用センターから小規模の共同センターまで、物流規模や運用方法に応じたサービスを提供している。　ネット通販に不可欠なのが安全確実な決済手段。ＧＭＯペイメントゲートウェイ <3769> はクレジットカード、代引き、コンビニ、電子マネーほか豊富な決済サービスを提供できる点が強み。１２年９月期連結の会社計画は、売上高が４８億１７００万円で前期比２４．６％増、営業利益が１７億５３００万円で同２１．６％増。前期の伸び率である２２．９％増、２３．２％増とほぼ同水準の高成長を見込んでいる。株価は中断もみ合いの情勢。連結ＰＢＲが６倍台と高いのが難点だが、業績と成長性を株価は十分織り込みきれていないとみる。　富士経済が調べた２０１１年の国内の通販市場は、物販が５兆７４９２億円（前年比７．１％増）、サービス・デジタルコンテンツが１兆５５０億円（同７．７％増）。注目したいのはスマートフォン（多機能携帯電話）の普及で、物販に占めるモバイル通販の比率が全体の１０％を超えた点だ。この流れは１２年も継続するとみられるので、スマホ向けアプリの開発会社を手がけるテックファーム <3625> などにも目配りしたい。提供：モーニングスター社http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20120204-00930812-mosf-stocks