arama-さんのブログ
エルピーダ、大幅赤字に 4-12月決算 //返済できるか
半導体メモリー大手のエルピーダメモリは、2011年4月から12月の決算で、最終損益が989億円の赤字に転落したと発表しました。
「今非常に円高で七転八倒の苦しみを味わっていまして、どうやって安定して利益を出していけるかが大きな命題。為替が76円になるなんて、とても想定していなかった」(エルピーダメモリ 坂本幸雄 社長)
エルピーダメモリの2011年第3四半期の連結決算は、歴史的な円高や半導体価格の下落などの影響により、最終損益が1年前の102億円の黒字から989億円の赤字に転落しました。
エルピーダは4月までに、あわせて1100億円に上る金融機関への返済期限などを迎えますが、手元資金は500億円から600億円しかなく、現在、銀行団や経産省とともに再建計画を作成しています。
エルピーダはこの計画に、台湾メーカーやアメリカメーカーとの提携を盛り込みたい考えで、会見の席で坂本社長は、「今後新しい生産ラインへの投資に、非常に大きなお金が必要になり、それなりのマーケットシェアが必要になる」と述べています。(02日18:06)