覚書程度ですが。
自分の場合、今年は運用していたシステムの幾つか(イザナミで検証していた寄りでの成行で入っていくシステム)が死にました。
3月11日の地震が起こる前までの日経平均が上昇していた時期に、空売りの一泊二日のシステムはドローダウンが伸びていき(その後の改良で空売りの一泊二日は使えるシステムに戻りましたが)、買いでの押し目取りのシステムは調子を完全に崩し、地震で止めを刺された感じですね。
(更に性質の悪い事に、これの代わり(買いでの押し目取り)に完成させたシステムも後で死ぬ事に…原因は比較的取引回数が限られているので年末近くにドローダウンが出過ぎると年内に取り返すことが不可能で年間通してプラスなら運用すと言う個人的なルールに抵触するから)
他にも、そこそこ下落したら買い出動するシステムは地震後の相場の揺り戻しで成績が不安定に。(現在は更なる改良型になって運用してますが)
また比較的低位株で底になったら買いに行くゴールキーパー的なシステムは、オリンパスで死亡。(これも改良(?)型で運用中)
これらのお蔭で何度、儲けが全部飛んで収支がマイナスに行った事やら。
…まぁ寄り成りで入って行くシステムは散々でしたが、古典的なアノマリーを利用したタイプ(これに関しては他の人の検証結果を借りたり、自分でイザナミで検証出来るものはしていますが…)はそこそこ稼げてましたし、他にも、その応用で考え出したシステムで3月11日の地震後すぐの相場は空売りを分散してかけて、そこそこの儲けは出せましたし。
(実際、これらのシステムのお蔭で年間収支の方はトータルプラスで終われましたけど)
ちなみに今回の地震の際に思った事ですが、事前に儲かりそうな所を絞って下手に材料を狙いにいっても思ったより伸びずにダメだった(自分の場合、震災の被害が無い大阪の方に有るセメント生産している会社とか)って言う銘柄も有りましたね。
結局の所、幾らチャンスが来ても自分にあった手法のレベルへ落とさないとダメなんだって事が良く分かりました。
まぁ次の暴落時が来たら、もう少しマトモに動けるとは思いますけど。
後、他の(今年の)反省点は…
色々と投資関連の本を読んで勉強しているうちに思った事ですが、資産に対しリスクが取り足りて無い点ですね。
資金が無駄に遊んでいる状況なんで、これに関しては新しいシステムを用意する必要が有るようです。(リスクヘッジの関係上、既存のシステムに頼るより、もっとシステムは分散したいんですよね…システムが壊れた時の悲惨さは、ここ二年で十分身にしみましたし)
まぁ一部、作っただけ(市販の改良型、ネットで仕様を見つけて、それを元にしたコピー等手元には色々ありますが)で未運用のシステムが有るんで改良してからな使いたいですし。
新規作成ならネタはネットで検索中に確保しているので検証をしてみたいものもあったりします。
他には、いい加減研究用にシステムを購入して運用しつつ他に手持ちのシステムにフィードバックを狙いたいって言うのもありますし。
またアノマリータイプの一部に関しては、もっと仕掛けのタイミングとかを洗練して仕掛けるチャンスを増やせないかなぁとか。
まず、この辺りを一通り行いたいと思っているのですが、問題は私事にとれる時間ですかね。
ここ数か月が乗り切れれば、もう少し時間を作れると思うのですが。
…ちょっとつらつらと書きすぎて纏まりが有りませんが、現時点での2011年の反省、感想等を書くと、こんな風になりましたって事で今回は失礼します。