日銀、47億ドル供給へ＝欧州危機で―2年7カ月ぶり規模

[syu syu ichiさん]

　日銀は13日午前、短期金融市場で米ドルの資金供給オペレーション（公開市場操作）を行い、
年越えの資金を中心に合計47億6900万ドル（約3700億円）を供給することを決めた。
1日の供給額としては2009年5月19日の56億2200万ドル以来、約2年7カ月ぶりの規模。

　欧州債務危機に端を発する国際金融市場の緊張で、金融機関による資金調達が逼迫（ひっぱく）していることを受けた措置。

今回の日銀の資金供給について、市場では
「思ったより（額が）多い。年末を控えて金利が引き下げられたこともあり、調達意欲が増した」
（短資会社）との声が出ている。