ヤフーとスクウェア・エニックスは、オンラインゲーム事業で業務提携するそうです。
スクエニが開発と運営を担当するゲームを、ヤフーのパソコン、スマートフォン向けのゲームサービスに提供するそうです。
国内のオンラインゲーム市場が拡大する中、さらなる収益確保につなげる考えのようです。
これまでに、スクエニはオンラインゲーム「戦国IXA」をヤフーのゲームサービス「ヤフー!ゲーム」に提供してきましたが、今回の提携により、スクエニは新作だけでなく既存のゲームも提供し、ヤフーは外部決済機能を追加するととともに、宣伝活動などを強化するそうです。
提携に合わせて、5日から新たなオンラインゲーム「モンスタードラゴン」(試用版)のサービスを開始したそうです。
傭兵となりモンスター同士を戦わせ、「クリスタル」と呼ばれる資源の争奪戦を勝ち抜く、という内容だそうです。
ダウンロードやインストールは不要で、ヤフーのIDがあればプレイできるそうです。
オンラインゲームの国内市場は拡大を続けており、日本オンラインゲーム協会によると、2004年に約580億円だった市場規模は、2010年には約1330億円と倍増したそうです。
ヤフーでは昨年からスクエニのほか、DeNAとオンラインゲームの配信を始め、「ヤフー!ゲーム」の売り上げは約30倍に拡大したそうで、今後もこの分野に注力していくようです。
ゲームのハードの売れ行きが鈍るなか、こちらはまだまだ伸びていきそうですね。