二宮金次郎・尊徳

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

nijさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ543件目 / 全757件次へ »
ブログ

二宮金次郎・尊徳


二宮金次郎が、偉い人ってのは知ってたけど、ナニをした人か?よく考えたら、全然しらなかった。金貸しもやってたんだ。なかなか損得で動ける人なんだな。http://blogs.jp.reuters.com/blog/2011/11/14/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E9%87%91%E6%AC%A1%E9%83%8E%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%88%86%E5%BA%A6%E3%80%8D/二宮金次郎の「分度」コメントを掲載する(14)投稿者 伊賀大記タグ: 世界経済, 経済, 経済政策, 金融危機, 財政再建、金融危機、国債、低成長、人口減少、イタリア二宮金次郎(尊徳)の実像は、昔の小学校にあった銅像のイメージとはだいぶ違う。小柄で真面目そうな少年が薪を背負って本を読んでいる印象が強いが、一説には六尺(182センチ)、二十五貫(94キロ)に成長したとある。プロレスラーで例えるなら、江戸時代の人は今より小柄だったから故ジャンボ鶴田氏(196センチ、126キロ)並みの巨躯に映ったことだろう。背負った薪についても小銭しかならないような商品を細々と売っていたと思いがちだが、それもちょっと違うようだ。昔の薪は換金効率の良い高額商品だったという。石油・石炭や電気、ガスなどもない昔は薪が唯一の燃料であり、値段も安くなかった。偉丈夫の金次郎は人よりも薪を運搬し、たくさんお金を稼ぎ、ついには薪を集める山を購入した。さらにイメージが違うのは、薪を売って得たお金を元手に今度は金貸しに乗り出したことだ。しかしそこは「修身」の鏡、二宮金次郎。ちゃんと人々を幸せにする。金次郎は高金利で苦しんでいた村人に低金利で借り換え融資した。それも利子の取り方がいい。例えば、10万円を10カ月借りるとすると、1万円を10カ月間払ってもらう。すべて支払い終えた後に、10カ月も払えたのだから、もう1月くらい払えるだろうと、もう1万円だけ払ってもらう。その分が利子になる。トータルでの利払い費は10%分と普通に金利を上乗せした支払方法と変わらないとしても、借りる方としては負担感覚は軽いのではないか。さらに金次郎は、桜町領(栃木県二宮町あたり)など赴任地で次々と財政再建を果たす。移民、新田開墾、コスト削減、住民のモチベーション向上、そして金融とありとあらゆることをやった。なかでも重要なのが「分度」という概念だ。簡単に言えば「入るを量って出るを制す」というベーシックな考えだが、予め決めた収入以上のお金が発生した場合は投資や運用など前向きな資金として使う。金次郎は年貢収入を1年間調査し、支出を決めて倹約を断行した。作家の猪瀬直樹氏(東京都副都知事)は、金次郎の業績を記した著書の中で、江戸時代と現代には共通点があるとの見方を示す。大名や旗本家では、家格や体面を守るために、まず支出があり、時代とともにそれは膨らんでいったという。高度成長期の元禄時代までは支出の増加は年貢の増加で吸収できたが、低成長時代に入ると借金は雪だるま式に増加した。収入を前提にした「分度」の概念は低成長時代に入った現代にとっても重要だと指摘している。対GDPの120%にまで政府債務を膨らましてきたイタリアがマーケットの攻撃を受けている。そのイタリアよりはるかに借金が多い(200%)のが日本だ。経済成長の源泉である人口は減り、この20年間ほとんど成長できていないが歳出だけは膨らんできた。今は37兆円の収入(税金)しかないのに、それを上回る44兆円の借金(国債)をして、92兆円の生活(10兆円は税外収入)をしている。「分度」を説く金次郎の言葉に耳が痛い。(写真/ロイター)http://blogs.jp.reuters.com/blog/2011/11/14/%E4%BA%8C%E5%AE%AE%E9%87%91%E6%AC%A1%E9%83%8E%E3%81%AE%E3%80%8C%E5%88%86%E5%BA%A6%E3%80%8D/
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ