そのずさんは明らかだが、
その副作用も指摘しておきたい
今回の件によって、M&Aの停滞が予想される
(1)アドバイザリー提案のターゲット企業に対する依頼主の審査は厳しくなるだろう
(2)アドバイザリー報酬も厳しく制限される
折しも、政府が円高対策として打ち出した、海外M&Aの支援策、
規模を1000億ドルから10兆円規模に拡大、
と言っているが、活用する企業が出てくるのか?
もともと実効性がないと言われているのに、
買収後、ユーロ危機の深刻化で減損処理
にでもなろうものなら、オリンパスの件と同じと判断される
こんな状況下でM&Aが活発化するはずがない
証券会社・投資銀行にとっても、
自己売買部門で短期の利益を上げたかもしれないが、
M&Aのアドバイザリー部門の長期の期待利益を失った、と言える
とはいえ、過去の膿をだし、将来に生かすことは重要
人間、歴史に学ばなければならない
こんばんは。
そうですね、意外と内需専業化してきています。
IT産業全体がとうとうトヨタなどの自動車産業より売上が大きくなったと聞きます。
モバゲー球団の始まりが、新しい時代を体現します。
少子高齢化といいますが、どこかで止まるので、最近は子供が増えてきそうですね。
政府厚生労働省の計算はいつも間違うので、上向きになるよう、
国民が元気になることです。
ユンケルやリポビタンを飲みましょう。
コメントありがとうございます
M&Aって、短期で利益を上げられるわけがない
【そんな企業は自力で生きていける。売り抜け以外考えられない】
短期の評価損・減損処理をしても、長期的に再構築して戦力する
がM&Aの本来の姿のはずです
が、短期に利益を求める現在の市場では通用しませんよね
まして、ユーロ圏に不安があり、アメリカの景気減速懸念があり、中国も盤石とは言えない現状、買収価格が後から見たら高かった、と指摘されかねない。委縮して当然です
長期的な戦略を描かせない市場と、市場から長期的戦略を期待されていないから決断できない日本企業、頭の痛い問題です
MBOで上場廃止したくなりますよ
まあ、海外M&Aを進めようが進めまいが、
(1)海外での投資収益に伴う経常収支黒字。結果、円高の進行
(2)海外移転に伴う、国内の雇用喪失
の悪循環は止まらない
アメリカ・ヨーロッパは確実にバブル崩壊後の「日本化」をたどっていますが、
日本はどこに行ってしまうのでしょう?
こんばんは。
今回のことはどう決着が着くのかわからないが、
確かに、海外M&Aにひるむ会社もいるでしょうね。
どこかの大手製薬みたいにインドに求めて、大失敗評価損がすごい。
もっとも、ここが将来の大きな糧になれば安いものですが。
ドコモのいぜんのしっぱいといい、やられるケースが多いです。