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スペインとイタリア格下げ

10月7日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスは、スペインとイタリアの信用格付けを引き下げた。欧州の債務危機が深刻化する中、両国の財政改善に向けた取り組みが厳しくなる恐れがあると説明している。

  対象は両国とも外貨および自国通貨建ての長期発行体デフォルト格付け(IDR)で、スペインは「AA+」から「AA-」に、イタリアについては「AA-」から「A+」にそれぞれ引き下げた。見通しはともに「ネガティブ(弱含み)」としている。このほか、ポルトガルについては「BBB-」の格付けを維持した上で、見直し作業を10-12月(第4四半期)に完了するとした。

  スペインとイタリアの格下げについてフィッチは、「ユーロ圏危機の深刻化」を反映したと説明。スペインの「財政再建」への取り組みに対するリスクを挙げ、この危機深刻化は「財政・経済面で重大なショック」をもたらすと解説した。さらに、「危機に対する信頼性のある包括的な解決策は、政治的かつ技術的に複雑で、実行にも投資家の信頼を得るにも時間がかかる」と続けた。

  フィッチはまた、スペインの2015年までの年間成長率について、2%を下回る水準が続くとの予想を示した。債務水準については、13年に対国内総生産(GDP)比72%でピークに達するとし、ユーロ圏での平均値の予想は下回ると説明した。

  イタリアについては、「危機は域内全体の財政の安定性および成長見通しに悪影響を及ぼしている」とした上で、「イタリアは高水準の公的債務や財政面での条件、潜在成長率の低さから特にそうした外的ショックに脆弱(ぜいじゃく)だ」と記した

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