天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2011年9月2週
前週末のNY市場が8月雇用統計の悪化で急落したため、日本市場も大幅安でスタートし、火曜日には日経平均が震災後の安値を更新。その後は売られ過ぎ感からの買い戻しや、欧州のギリシャ問題の進展期待などからやや持ち直したものの、不安は解消されないまま一週間を終えた9月1週(9/5~9/9)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 9/2:8950.74→9/9:8737.66)
証自(24%) 買;1兆5955億 売;1兆3488億 差引;+2467億
法人(9%) 買;6493億 売;4224億 差引;+2270億
個人(13%) 買;8733億 売;8183億 差引;+550億
外人(53%) 買;3兆404億 売;3兆5742億 差引;-5337億
証委(1%) 買;850億 売;826億 差引;+25億
合計(100%) 買;6兆2436億 売;6兆2462億 差引;-26億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 9/2:1221.98→9/9:1209.72)
証自(5%) 買;44億 売;42億 差引;+2億
法人(6%) 買;57億 売;34億 差引;+22億
個人(59%) 買;477億 売;487億 差引;-10億
外人(21%) 買;168億 売;181億 差引;-13億
証委(9%) 買;72億 売;69億 差引;+2億
合計(100%) 買;809億 売;809億 差引;+1億
まずは東証一部。証券会社が7週ぶりに買い越しに転換、しかも売買シェアが17%→24%と急増しまして、目立つ動きになっています。10週連続買い越しの法人、そして同じく買い越しに転じた個人と合わせて、国内勢が揃って買い越しでした。一方で、売り越しは外人のみ(7週連続)。しかし、5000億を超える大量の売り越し。日経平均が安値を更新したのも、外人売りが主要因だったんですね。
続いてジャスダック。売買金額の減少傾向は止まらず。主体別でも個人の売り越しは止まらず、しかも外人も売り転換とあまり明るい材料は見られませんでした。東証一部と比較すると、売り込まれて下げているというより、買いの資金が入ってこないので下げている感じでしょうかね。
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