映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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期待がはげダウ下落
28日の日経平均は8615.65(+5.70)は、雲 基準線 転換線8611の近辺。 ボリンジャーマイナスσ8571のすぐ上 MACD RCIは上昇。27日に大きく反発したが、昨日は小動き。目先の節目にかろうじて届いたものの、その後の勢いはなく、上値が重く維持は難しそうだ。
ダウ11010.90(-179.79). 雲 基準線 転換線11073を下抜けた。 ボリンジャーマイナスσ11025も下抜け、 MACD RCIは頭打ち。基準線、転換線をいったん回復したものの、上髭をだして下抜けた。目先の節目を割り込み、週足雲の下限11017もわずかに割り込んでいる。
ドル円76.52 雲 基準線 転換線76.71のすぐ下 ボリンジャーマイナスσ76.48のすぐ上 MACD RCIは横ばい。勢いはないがじわりと円高基調。
ユーロ円103.66 雲 基準線 転換線の下ボリンジャー マイナスσの下、 MACD RCIはじわりと上昇。いぜんとしてユーロ安基調。
欧州債務危機の解決の期待で上昇していたがどうも足並みがそろっていないということで期待がはげた形。ギリシャへの資金援助がちゃんと行われるか、ドイツ、オーストリアの議会がEFSFの拡充を認めるかどうかをめぐって神経質な動きが続きそうだ。メルケル首相は、ギリシャのデフォルトの可能性を否定しているものの、すでに合意されたはずの拡充策についても連邦議会の中で与党が反乱し、支持を維持できるかどうか怪しくなっており、一方ギリシャはストの波に現れている様子。ユーロ圏の内部には、民間の負担を主張する国も多く、意見がまとまっていないという報道も。恐怖指数ーVIX指数も28日あたりから上昇している。
どうやら最終的にはギリシャの負債を半分棒引きにした上でEFSFを四倍に膨らませるといった「秩序あるデフォルト」といった方向で救済策の検討がすすんでいるようだが、ドイツがこれに本当にのれるのかどうか、もうひとつ定かではない。考えてみるとドイツの実力からはユーロは割安でその分輸出で稼ぐことができるのに対し、イタリアやギリシャからみればユーロは割高で交易条件は厳しい。つまり対外的な交易だけからみれば、単一通貨のおかげで弱い経済は一層苦しくなる一方、ドイツは相対的に有利になっている。そんなユーロ導入で一人勝ちのドイツが、ユーロ導入で苦しくなった経済の政府を救済せずにあれこれ文句だけつけるというのは、理不尽とも言えなくもない。経済学者の中にはドイツの自国の輸出優先の態度を、重商主義、帝国主義だといって非難する向きもあるようだ。ドイツはナチの過去もあり、いつまでもつっぱねるほど、こうした政治的な批判が高まり孤立を深める可能性もあり、どこかで折れるのではないかとも思われるが、政治の世界には合理的なシナリオで動くとは限らないので、恐怖指数が高まるのも無理はない。大きな経済的な格差を抱えながら、単一通貨をもち、政治的財政的には統一した運営ができないユーロゾーンの矛盾は深い。単一市場の薔薇色の夢には厳しい落とし穴があったということだろうか、
ダウ11010.90(-179.79). 雲 基準線 転換線11073を下抜けた。 ボリンジャーマイナスσ11025も下抜け、 MACD RCIは頭打ち。基準線、転換線をいったん回復したものの、上髭をだして下抜けた。目先の節目を割り込み、週足雲の下限11017もわずかに割り込んでいる。
ドル円76.52 雲 基準線 転換線76.71のすぐ下 ボリンジャーマイナスσ76.48のすぐ上 MACD RCIは横ばい。勢いはないがじわりと円高基調。
ユーロ円103.66 雲 基準線 転換線の下ボリンジャー マイナスσの下、 MACD RCIはじわりと上昇。いぜんとしてユーロ安基調。
欧州債務危機の解決の期待で上昇していたがどうも足並みがそろっていないということで期待がはげた形。ギリシャへの資金援助がちゃんと行われるか、ドイツ、オーストリアの議会がEFSFの拡充を認めるかどうかをめぐって神経質な動きが続きそうだ。メルケル首相は、ギリシャのデフォルトの可能性を否定しているものの、すでに合意されたはずの拡充策についても連邦議会の中で与党が反乱し、支持を維持できるかどうか怪しくなっており、一方ギリシャはストの波に現れている様子。ユーロ圏の内部には、民間の負担を主張する国も多く、意見がまとまっていないという報道も。恐怖指数ーVIX指数も28日あたりから上昇している。
どうやら最終的にはギリシャの負債を半分棒引きにした上でEFSFを四倍に膨らませるといった「秩序あるデフォルト」といった方向で救済策の検討がすすんでいるようだが、ドイツがこれに本当にのれるのかどうか、もうひとつ定かではない。考えてみるとドイツの実力からはユーロは割安でその分輸出で稼ぐことができるのに対し、イタリアやギリシャからみればユーロは割高で交易条件は厳しい。つまり対外的な交易だけからみれば、単一通貨のおかげで弱い経済は一層苦しくなる一方、ドイツは相対的に有利になっている。そんなユーロ導入で一人勝ちのドイツが、ユーロ導入で苦しくなった経済の政府を救済せずにあれこれ文句だけつけるというのは、理不尽とも言えなくもない。経済学者の中にはドイツの自国の輸出優先の態度を、重商主義、帝国主義だといって非難する向きもあるようだ。ドイツはナチの過去もあり、いつまでもつっぱねるほど、こうした政治的な批判が高まり孤立を深める可能性もあり、どこかで折れるのではないかとも思われるが、政治の世界には合理的なシナリオで動くとは限らないので、恐怖指数が高まるのも無理はない。大きな経済的な格差を抱えながら、単一通貨をもち、政治的財政的には統一した運営ができないユーロゾーンの矛盾は深い。単一市場の薔薇色の夢には厳しい落とし穴があったということだろうか、
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