円の実質レートを、９５年と現在で比較して、現在は実質円安とのご託宣。 お馬鹿である。
９５年はクリントンの日米貿易摩擦華やかなりし頃で、ドル円は一時的に７０円台に突入した。 そういう一時的円高局面（あまりにファンダメンタルから乖離してるので一時的にしかならない）と比較して、今は円安と断言するのはおかしい。
ここ２０年、円は日銀により、常に円高方向に誘導されてきた。 円高に負けないように、国内産業の高度化が進んでも、さらにそれ以上の円高につり上げられてきた。 その経緯は以前の日記（７／４）にも書いたとおり。 今も昔も、平均的に見て、常に円高なのです。
三●でも野●でもそうですが、大手の幹部でトンでも無い分析、発言をするヒトが多いです、最近（天下りだろうか？）。 ひな壇にいるだけで、実際、投信運用に口出ししてないなら良いのだけど、、。 役職が調査部長ってのが怖いですよね。 ちゃんと調査してるんだろうか？ 部下のまともな調査レポートをねじ曲げたりしてないのだろうか？
