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債務上限交渉にらみ

26日の日経平均は10097.72(+47.71) 雲 基準線 転換線10016の上を維持。ボリンジャーはプラスσ10084を保っているが、バンドが狭まっている。MACDは横ばい、 RCIは上昇。目先の上昇基調は維持しているが、上値がきり下がり、三角持合が煮詰まりつつあり、バンドも狭まっていて、上下どちらかに転換する可能性が高い。

ダウは12501.30(-91.50) 雲 基準線の上、転換線12523を下に抜けたがその近辺。ボリンジャー プラスσの内側。MACD RCIはなお上昇。債務上限問題で下げて上昇基調が崩れるかどうか微妙な水準にある。こちらも三角持合になって煮詰まりつつあるが、下値の切り上げのトレンドの方が鋭角なので、債務上限が解決すれば上に抜けてゆく可能性もある。

ドル円 は77.90雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナス2σ78.01さえ下に振り切っている。MACDは底ばい。円高の勢いはきわめて強い。

アメリカの債務上限問題が決着がつかないなかで、住宅市場もあまりさえず、ダウは弱いがなお上昇基調が続くかどうか微妙なところ。一方為替は78円を切って円高の勢いはきわめて強い。それにしては日経平均は値を保っていはいるともいえるが、転換が近づいており、為替の動きいかんで下に抜けてしまも危険もある。
 とはいえ債務上限問題は、大統領選をめぐる駆け引きがからんでおり、いずれもシャットダウンの責任はとりたくないだろうから、ぎりぎりで妥協は成立するであろう。そのあと、為替が円安に戻してくれば、日経平均も戻してくることが期待される。ただチャート上は短期、中期、長期とも円高のトレンドが転換する兆しはなかなかみえていない。アメリカが金利をあげる環境にならない限りなかなか円高はとまりそうもない。
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