東京都の「プラウド駒場」(目黒区)と「プラウド杉並和田」(杉並区)、名古屋市の「ヴィラス星が丘の森」(名古屋市)の各マンションにPHVとEVを計6台配備する。野村不動産、大京、トヨタ傘下のトヨタホーム(名古屋市)と共同で運営し、カーシェアリングの利用料金などは今後詰める。車を保有しない都市部の住民が増えていることに対応する。
駐車場や車の充電設備は各デベロッパーやIHI運搬機械が当たり、トヨタレンタリースが車両を管理する。現在、企業向けにリース中のPHVは100ボルト3時間のフル充電で約23キロをEV走行できる。充電を使い切った後はエンジンを利用して走行する。EVは100ボルト10時間のフル充電で105キロ走るモデルを開発中で、いずれも2012年に商品化して販売する予定。
利用者は無料でカーシェアリングの登録をした上で、時間に応じて料金を支払う仕組み。〔日経QUICKニュース〕