紳士服専門店の店頭販売に「クールビズ効果」が早くも表れているようです。
大手4社の5月の既存店売上高では3社が前年実績を上回ったそうです。
節電対策としてクールビズを前倒しして導入する企業が増え、半袖ワイシャツなどの売れ行きが好調に推移したようです。
各社の既存店売上高は2位のAOKIホールディングスが前年同月比1.1%増、3位のコナカが同5.4%増、4位のはるやま商事が同3.2%増だったそうです。
最大手の青山商事は昨年にスーツの半額セールを実施した反動で同7.7%減だったそうですが、一昨年に比べると堅調だそうです。
今年の5月は休日が昨年より1日少なく、雨の日が平年より多かった影響でユニクロやしまむら、ポイントなどカジュアル衣料品店は前年同月実績を下回った一方で、クールビズ特需があった紳士服専門店の好調さが際立っているようです。
さらに暑くなってくるこれから、紳士服専門店の好調さはもうしばらく続くかもしれませんね。