東電ネタにうんざりしている方へ

[坂本彰さん]

東京電力に関する話題は尽きませんが、昨日の出来高が
２億株を超えたのには驚きました。

東証１部すべての出来高が19億株しかありませんが、
１銘柄で10％を占めている状況に、東証の社長が東電に
ついて（悪口を）言いたくなる心中を察します。

心の中では「東電の出来事がなかったらマーケットは
とっくに活気が戻っていたはずなのに・・・」

という心の声が漏れてしまったようにも感じました。

あくまで個人的な意見なので、あの発言の真相、心の底
までわかりませんが、同じ気持ちの投資家が多いことも
事実ではないでしょうか？

そこで今回は、明るい話題が減っている時こそ、明るい
ネタを提供しようと思います。

まず、一つ覚えておいてほしいことは、マーケット全体が
悪くても、個別株では元気な株もあるということ。

見つけ方は、来週13日に発売される会社四季報の最新号から
探せばいいでしょう。

もちろん私も買います。

特に個人投資家は機関投資家に比べ一部上場の大企業だけを
買う必要もありません。

小さくでも、知名度が低くても元気な企業も探せることができ
買うこともできます。

そして、東電だけではなく、すべての企業が今の状況を少しでも
早く改善しようと頑張っていることを忘れないでください。

それを応援するのが投資家の役目だと思いますし、今の状況で
キャピタルゲイン、株価ばかりを中心に考えていると辛くなる
話題ばかりなので長期的視野で考えるようにしてください。

具体的には、明日の日経平均株価、個別株の終値に一喜一憂
しないこと。

応援したい企業の１年後の利益を考えること、などです。

こういった停滞期が続くことは数年に一度は起こりますが、
悪い状況のど真ん中で冷静になることで、変化の兆しを人より
早く見つけることができます。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2176120.html

 

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