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なんとか値をたもっているが

5月25日の日経平均は9422.88(-54.29) 雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナスσの下、MACDは下降、RCIは底ばい。安値をきらずに値を保っているものの、調整基調。やや下落の勢いがでてきているが、バンドがせばまっており、煮詰まってきていて、そのうち上下いずれかに離れるサインもみられる。

ダウは12394.66(+38.45) 雲の上だが、基準線 転換線の下。ボリンジャーはマイナスσ12454を切っており下落の勢いがでてきている。MACDはゼロラインを切りそうになっており、RCIは底に到達。反発したものの、勢いは強くなく、週足は転換線を切ったところで下落にはずみがつきつつある。

ドル円は81.98 雲の中、基準線 転換線の上、ボリンジャーはプラスσ81.90を上に抜けてきた。 MACDは上昇。ドル高基調へ転換しつつあるが、まだはっきりした勢いはない。

耐久財受注も予想を下回り、アメリカの経済指標は力強さがなく、ダウは目先調整。日経平均も調整だが、いまのところはなんとか値をたもっているが、このままの水準を維持できるかどうか、わからない。PBRが一倍に近づいてきており、底に近いとは思えるが、原発が安定しないと、日本全体が沈没してゆく懸念が消えないので、買い上がるのも困難だろう。IMFの人事をめぐる新興国と欧州の争いは、世界経済の覇権争いを映して興味深い展開。新興国が世界経済運営のトップにつくようになれば、歴史的だ。スイスが脱原発に舵をきったというが、当然だろう。事故が起こった時の保障や地震対策などを勘定に入れれば、純粋に採算を考えても、原子力の電気が安いということはもういえないはず。省エネ、新エネルギーへの転換を国策として推進することが必要だろう。
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