前回のコラムに引き続き、今後の消費者心理の見通しを考える。
原発アレルギー、再び。
やはり一番大きいのがこの問題。
同じく地震・津波に襲われた東北電力の女川原発は被害が少ないのだが…。
(海抜の差か?)これから福島原発との差が詳細に解明されることだろう。
しかし、原発と聞けば等しく嫌悪される事態は避けられそうもない。
東電のダメージはさることながら、原発のメーカーのダメージも大きい。
さらには、近々のエネルギー戦略をどうするのかも、冷静に考えなければいけない。
太陽電池、エネファーム(燃料電池、コージェネ)、風力、地熱、波力、メタンハイドレード…
しかし不可欠なのは、永続的に電気などエネルギーを生み出すもの。
太陽光や風力など、発電時間に偏りがある物も電池と組み合わせれば1日中電気を使えるが、
今のところ大容量の電池の値段は高い(涙)
逆にチャンスとなる産業や会社を思いつくままに上げると、
・ガス会社やエネファーム機器のメーカー
(まだまだコスト高だが、裕福層には売り込めるチャンスあり)
・ソーラーパネルのメーカーとソーラーパネル製造機器メーカー
(同上)
・東北電力
(まだ一般家庭向けは電力自由化になっていないが、東京電力と同じ周波数なので、
関東圏に進出すれば東京電力のライバルになれるのでは?)
・UPSメーカー
(サーバーに関してはUPSは当たり前。今後は冷蔵庫など業務用大型UPSも普及?)
など。