停滞する原発事故処理が圧迫要因に。米国株も引けにかけて下落。
28日の東京市場は下落。
期末要因で商いが薄い上、福島原発の事故処理に停滞感が強まり
センチメンタルが改善せず。
東電がストップ安まで売り込まれたことも嫌気されました。
日経平均は9,478.53円57.60安で引けました。
NY市場も下落しています。
米2月個人支出が予想を上回ったこと等を受けて序盤は小幅上昇しましたが、
期末要因に加えて、福島原発事故、中東・北アフリカの政情不安が
引き続き圧迫要因となり引けにかけて下落しました。
ダウ平均は12197.88ドル22.71安
為替は、日米の金利差拡大でドル買いが進み円高には一服感が出ています。
ドル円は81.75円ほど
ユーロ円は115.10円ほど
本日の東京市場も薄商いの見込み、
円高一服が好感されつつも、
米株安、原発事故処理の停滞感が上値を抑えるでしょう。