慎重な取引で方向感に乏しい東京市場、米国株は業績期待で続伸
24日の東京株式市場は、福島原発などの状況を見極めたいという慎重な動きで
小幅に方向感のない動きとなりました。
震災後の大幅下落からの反動買い戻しは一服しており、引き続き原発処理が
懸念材料となって上値を抑えている状況。
日経平均は9,435.01円14.46安
NY株式市場はハイテク株を中心に業績回復期待から買いが先行して続伸、
新規失業保険申請件数が市場予測を下回ったことも好材料となりました。
ダウ平均は12170.56ドル84.54高
為替の動き、米株価上昇に伴ってドルが買われました。
ポルトガルの財政不安を発端とするユーロ売りは収束し、買いに転じています。
ドル円は80.99円ほど
ユーロ円は114.81円ほど
本日の国内市場、前日に引き続き情勢を見極めながらの慎重な動きが予想されますが、
加えて震災による工場等の操業停止による生産力低下が懸念材料となってくるでしょう。