11日の東京株式市場は、前日の米国株安の影響で
売りが先行して始まりましたが、SQ日で先物主導の買い戻しも入って
下げ幅は限定的でしたが、取引終了間際での東日本大震災発生を受けて急落。
日経平均は10,254.43円179.95安で引けました。
米国市場では、この地震を受けてリスク回避の売りでスタートしましたが、
日本での原油需要が減少するとの見通しから原油価格が下落、
前日の下落の反動での買い戻しも入って上昇しました。
ダウ平均は12044.40ドル59.79高
為替はリスク回避の円売りも出たものの、
損保会社による外貨建て資産の売りと円調達(リパトリエーション)が見込まれるため
円高となっています。
ドル円は81.88円ほど
ユーロ円は114.28円ほど
震災あけて週明けの今日、増える被害状況などをみて寄り付きから大きく売られると見られます。
電力供給不足などで経済活動が低下することはほぼ確実と見られ、地震が与える影響を注視しながらの
取引となるでしょう。
日経平均は10000円割れとなる可能性が高いですが、今後の復旧活動にむけて建設関連は買われると見られます。
