悪材料重なりダウ平均が12000ドル割れ、日本株は下値を切り下げるか
10日の東京株式市場は3日振りの反落となりました。
前場は前日の欧米株安が嫌気されて売りから始まり、
後場では中国貿易統計の結果が市場予測を下回る内容だったことで
輸出銘柄を中心に一層売られました。
日経平均は10,434.38円155.12安
NY市場でも同様の流れで、新興国の需要減退懸念から幅広い売り。
スペインの格下げに伴う欧州債務問題の再燃や、中東情勢の悪化、
さらに米新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことが加わり、
ダウ平均は大幅に下落して、11,984.61ドル228.48安
為替は、リスク回避の円買いの動き
ドル円は82.95円ほど
ユーロ円は114.43円ほど
本日の東京市場は米国株安の流れを受けて売り先行で始まるでしょう。
その後は中国、米国の経済指標待ちで様子見ムードか。