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■過剰度流動性相場なのだから

外国人は日本株を再評価しつつあるようです。
しかし、多くのファンドがまだまだアンダーウェイトの状態にある。

とりあえず、新興国の株式を売って、欧米の株式市場に回帰しているが、
いずれ日本に上陸してくるだろう。
過去の日記に記してある通りでありますね。

国内の機関投資家は債券売り・株式買いの姿勢を鮮明にしている。
なにしろ、ここ数年、彼らは株式をたたき売って、
国債を買った。いま、その修正(巻き戻し)が始まっているからであります。

ちなみに、1996年3月末~2010年3月末の株式残高をみると、
銀行が58.9兆円⇒14.6兆円、生保が43.1兆円⇒17.0兆円、
損保が14.1兆円⇒6.7兆円と激減している。

実に14年間で約80兆円の減少である。いかに、
バーゼルⅢの自己資本比率制の導入、ソルベンシーマージン比率の規制強化などの
制度改正があったとはいえ、売りすぎではないか。
彼らは株式を売って、国債を買ったのだが、
その国債の先行きが怪しくなってきた。
現在、日本の公的債務残高のGDP比率は226%と、
異常な水準にある。(財政リスクにさらされているギリシャのこの数値は119%)。
この比率が2016年には277%になるという。
先進国の歴史上、最悪の数字である(1946年のイギリスの269%を上回る)。

これは通常のやり方では絶対に返せない。
プロ?の機関投資家は国債が最終的にどうなるか、
十分に分かっていると思う。
ならば、債券売りの株式買いしか、残された道はないじゃないか。
いや、その動きがいま、静かに始まっているのです。

 

相場の動きが観えぬ者に明日は無い!!!(怒)

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