TIW藤根 靖晃さんのブログ
ブログ
【東邦亜鉛】資源争奪戦の最中、高い自山鉱比率は評価大
資源争奪戦の最中、高い自山鉱比率は評価大
<株価水準は割安と判断する>
TIWは、同社の鉱山事業への進出を高く評価している。損益計算書に現れない資源価値を考慮すると11/3期3Q(10-12月)末実績のPBR0.99倍は割安であると判断する。
<3Qで営業利益以下、会社予想を達成>
11/3期3Q累計(4-12月)の経常利益は73億円(前年同期比1.2%増)と通期の会社予想である65億円(前期比22%減)を達成した。非鉄市況
上昇と在庫等の評価益が寄与したことが主因。なお、純利益が80億円(前年同期比2.1倍)に拡大したのは、持分法子会社であった豪州のCBH社を連結子
会社化するのに伴い、段階取得に係る差益22億円と投資有価証券償還益32億円を特別利益として計上したため。
<保守的過ぎると言えよう>
今3Q決算において、営業利益以下で既に会社予想達成しているにもかかわらず、会社側は非鉄市況の動向不透明であるとし、従来予想を継続している。会社見通しから3Q累計実績を差し引いた今4Q(1-3月)の業績は、営業利益以下が全て赤字に転落することになる。
<TIW予想を上方修正>
TIWでは11/3期の経常利益を81億円(前期比9%減)と従来の65億円(同27%減)から上方修正する。会社予想が保守的であると判断した。(溝上 泰吏)
--------------------------------------------------
コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
---------------------------------------------------
-
関連銘柄:
東邦亜鉛(5707)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。