ひさっちさんのブログ

フェローテックに続くか？タカトリも太陽電池で新受注獲得　

通報する

投稿:2011/2/3 11:24

更新:2011/2/3 16:46

昨日フェローテック（6890）が中国企業を中心とした十数社から太陽電池向けシリコン結晶製造装置と角切ソー装置を計９４０台の受注したと発表し急伸しましたが、同じような連想でタカトリ（6338）も複数の太陽電池メーカーから産業機械のワイヤソーを受注したと報じている。

フェローテックは話題になっているが、タカトリは大証二部単独という事もあり、意外と知る人ぞ知るというマイナー銘柄扱いである。

しかし株価はそんな中でも昨日今日と順調に上値を追っている。

業績改善が進んでいるところに新規の分野での受注と、事業を取り巻く環境は良好のようだ。

年初来高値の800円を超えたらさらに上値を追うのではないかと期待している。

テーマ性もあり無借金企業でありながらPBR0.8倍というのはまだまだ評価不足のような気がする。

タカトリが筆頭株主のウィンテスト（6721）も再度注目を集めるかも。

今日の前場は薄商いの中31500+1700と５％強上げている。

先の高値33500円を意識しつつも、抜けたら上値は軽いように思えるが・・・

太陽電池製造装置、フェローテク、タカトリが新受注獲得、関連銘柄にも人気波及
11/02/02 14:06
　２日の株式市場で太陽電池の製造装置メーカーの株価が上昇している。太陽光発電用パネルの基板となるシリコンインゴットの製造装置などを手掛けるフェローテックは、大幅高となり一時２４０円高の１３５４円を付けた。ワイヤソーのタカトリも急伸したほか、東京製綱にも買いが向かっている。

　フェローテクは１日、中国企業を中心とした十数社から太陽電池向けシリコン結晶製造装置と角切ソー装置を計９４０台の受注したと発表。昨年１-６月のシリコン結晶製造装置の受注台数は４３０台だったが、その後新たにシリコン結晶製造装置８７０台、角切ソー装置７０台を受注したという。

　いちよし経済研究所では２日付でフェローテクのリポートを発行。今回の会社発表について、特に新製品の角切ソー装置の受注獲得がポジティブであると評価している。

　一方、タカトリについては、２日付の株式新聞が「複数の太陽電池メーカーから産業機械のワイヤソーを受注した」と報じている。同紙によれば、相手先は中国企業など国内外の４社で、各社から１台ずつ獲得したという。同社はＬＥＤ（発光ダイオード）用のワイヤソーを得意としているが、太陽電池向けでの受注は今回が初めてとなる。今後追加のオーダーを待ち量産体制に移行したい構えだ。

　このほか、中国でワイヤソーの生産を昨年から開始した東京綱も続伸。すでに、切断に用いるソーワイヤが収益源となっているが、ワイヤソーへの本格参入により、装置と消耗品の両軸展開を加速する。また、コマツの子会社でワイヤソーを手掛けるコマツＮＴＣは、中国市場での受注急増を背景に、１１年３月期第３四半期（１０年４-１２月）の売上高が７８５億円と前年同期と比べ倍増した。

　太陽電池市場は世界的な環境意識の高まりや、各国の雇用政策の影響で拡大傾向にある。世界需要（発電能力換算）は、７ギガワット（ギガは１０億）程度だった２００９年から、昨年は大台の１０ギガワットを上回ったとの見方が強い。

［株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ-ＥＸＰＲＥＳＳ］

提供：モーニングスター社 (2011-02-02 13:56)