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【キリンホールディングス】10/12期の営業利益見通しを

10/12期の営業利益見通しを増額。減損損失計上で当期利益は減額

<営業利益見通しの増額にはサプライズはない>
12月20日に10/12期の業績予想を同社は修正。営業利益を1,330億円→1,430億円に増額、当期利益を350億円→100億円に減額した。 3Q累計(1-9月)が計画を大きく上回っていたため、営業利益見通しの増額にサプライズはない。猛暑効果もあるが、国内酒類事業・飲料事業等で、事業構造改革(コストコントロール等)が順調に進展していることや、グループ横断で取り組んできたコスト削減効果が大きく、豪州事業の低迷(期初計画比)をカバーする見通し。また、11/12期は猛暑の反動が懸念されるが、同業他社に比べると影響は小さいだろう。07年からの約1兆円のM&A等に対して、収益の実現化が遅れるとの懸念が株価の低迷要因になっている模様だが、のれん償却費が年500億円弱と予想すると、のれん償却前の11/12期の TIW予想EPSは120円程度。継続的な増配も期待でき、株価に割高感はないと考える。
<豪州連結子会社の減損損失で388億円の特別損失計上>
10/12期の当期利益見通しの減額は、豪州のナショナルフーズを取得した際に生じたのれん代等の評価の見直しで、388億円を減損損失として計上することが主因。足元の環境変化やブランド価値を保守的に織り込んだもので、10/12期の増配予想に変更はない。12/12期の営業利益1,880億円を中期目標に掲げており、成長ドライバーとなるのが、ライオンネイサンとナショナルフーズを統合した豪州食品事業(売上高約4,000億円)だという方針も変えていない。(佐藤 謙三)

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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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