斬！ザ・マーケット 2010/12/21 火曜日

[坂本 大介さん]

日本株は朝鮮半島の緊張化と上海株の下落で急落、米国株まちまち

20日の日本市場は、欧州債務問題や朝鮮半島情勢の緊迫化を不安視して
売り先行でスタート、前場は小幅安でもみ合うも、後場は朝鮮半島の
緊迫感がより高まったことでアジア株が軒並み下落
日経平均は10216.41円87.42安。動きの激しい一日となりました。

米国市場はまちまち
買い先行で始まるも、勢い乏しくダウ平均は11478.13ドル13.78安
NASDAQは続伸して年初来高値を更新しました。

為替はユーロが売られています。
ドル円は83.76円近く
ユーロ円は109.92円近く
朝鮮半島の情勢が緊張を増し、ユーロの債務問題も再燃しはじめる中、
今日の日本市場もリスク警戒感が強まって売りが強い一日となるでしょう。
底堅くはありますが、材料不足で上値も重いので、小幅推移になると思われます。