日立・松下・キヤノンが液晶ディスプレーで包括提携発表

[agawaさん]

日立製作所（６５０１）、松下電器産業（６７５２）、キヤノン（７７５１）は昼休みに、液晶ディスプレー事業の包括提携で基本合意したと発表した。最先端のディスプレー技術開発や応用製品の拡大を進める。まず、日立の全額出資会社である日立ディスプレイズ（非上場）に松下とキヤノンが２４．９％ずつ出資する。日立ディスプレイズが５０％、松下が３０％、東芝が１５％を保有するテレビ用液晶パネル製造のＩＰＳアルファテクノロジ（非上場）は、松下が中核となり、次期工場の建設などを進める。今後は日立ディスプレイズにキヤノンが、ＩＰＳアルファに松下がそれぞれ過半数を出資する資本構成の変更を予定している。日立の株価は１２時５０分現在８３１円（△２６円）。松下は２３２０円（△２０円）。キヤノンは５２３０円（▼１０円）。開示情報