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ドル節目に

19日の日経平均は1022.39(+8.76) 雲、基準線、転換線上、ボリンジャーはプラス2σを少し下に切ったところ、MACDは上昇、RCIは天井。週足も雲の下ながら基準線、転換線の上で、プラス2σの近辺。MACDは上昇しているが、RCIは頭をまるめている。高く始まって陰線をひいており、頭の重さを感じさせるが、チャート上はなお目先、中期とも基調は上昇で、勢いもまだ強い。

ダウは11203.55(+22.32)雲の上、転換線11209のすぐ下、基準線11184のすぐ上で、ボリンジャーはTPのすぐ11186のすぐ上、MACD RCIは下降。週足はなお基準線、転換線11029の上だが、プラスσを切ってきた。中期はなお上昇基調だが、目先は調整、方向感がはっきりしない。

ドル円は83.47基準線、転換線上で雲の中に入って雲の下限83.31週足転換線83.0あたりで押し戻され停滞。 ボリンジャーはプラス2σの近辺、MACDは上昇、RCIは天井。目先上昇基調を維持しているが、節目でとまっている。目先ドル上昇の勢いはまだ強いが、日足の雲、週足の転換線そして週足のMACDがシグナルと交差しており、この水準をきれいにぬけられるかどうか注目だ。

アメリカ経済はクリスマス商戦の行方ー消費の回復の様子が心配だ。ダウは目先は調整が続いているが中期は上昇基調が続いている。ドル円でのドル買い戻しの局面が続いており、これをうけて日経平均もいわばグローバルな出遅れ修正の局面が続いているようだ。チャートで見る限り、ドル買い戻しは大きな節目にきており、これを上抜けるようであれば、雲の上限84.57ぐらいまではじりじりと上昇するかもしれない。しかし為替の背景になっているアメリカの10年もの国債の金利の上昇も、基準線、転換線の上、プラス2σ近辺で、上昇のいきおいが強く、ドルの上昇余地はまだありそうな印象だ。
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