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日米とも霧はれず

「なにかのきっかけで下値をさぐりにいくのではないだろうか。」と金曜日にかいていましたが、NYは少し戻していたのですが、やはり178ドルも下げてしまいました。日足転換線をようやく上に顔をだしていたんですが、大きく割り込み、日足の基準線のテストにはいりそうです。日足のRCIも下降しており、下値をさぐりにいくの動きではないでしょうか。週足も転換戦を割り込み、転換線と基準線はデッドクロスの様相。月足のボリンは依然大きな転換を示唆しており、長期のトレンドをよくあらわす月足のRCIは一足先に急速に下降している。サブプライム問題のうみをだしつくし、公的資金の導入みたいなドラステイックな金融機関のバランスシートの回復策がみえないと、下降トレンドに滑り落ちる気がしてならない。
ドル円は、目先円安にふれているが、週足転換線112.50の下あたりで止まっている。月足週足のボリンは円高を示唆しているので、日足ではまだ円安にふれるかもしれないが、日足のボリンもかなりせばまって転換を示唆してきており、また円高のほうにふれなおすのではないだろうか。アメリカの経済の減速、利下げ予測がはっきりすればするほど、どうしてもドル安になっていくのは必至と思われる。
 日経平均はこうしたアメリカについての懸念のうえに、肝心の国内の景況感の悪化が鮮明になったため、日足MACDももどしていたが結局ゼロラインにタッチして再び下げている。繰り返し指摘しているが、月足のボリンは、2003年以来初めて本格的に下に開いて下げており、月足RCIも文字通り底に向かって下っている。どこでとまるかはわからないが、少なくともこういう長期トレンド指標が上向きに転じるには相当の期間が必要ではなかろうか。日本の場合、政治も混迷をふかめて適切な対応策を取れず、せっかく景気拡大も雇用者の所得拡大につながるまえにしぼんでしまっていきそうで本格的に買ってやろうという雰囲気は乏しそうだ。
 新興国の代表格中国インドをみても、週足のボリンやMACDには下降トレンド転換の兆候がはっきりみられており、もうけん引役は期待はできない。
 別に弱気材料を意識的にならべているつもりはないのだが、客観的にみるとこうなってしまうのが、なんともつらい。買いばかりではなく、売りでもうけるようにしろ、ということなのだろうか・・・
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