円高対策には円を増やす必要が。

yoc1234さん 2010/10/11 21:34

円高対策には円を増やす必要が。 2010年10月11日
学校の教科書には確かに円を増やさねば円高対策にはならないと書いてあるようだ。このところ３０％も高くなった円に対し、元はたったの2～3％である。円でドルを買い、吸収しない非不胎化が必要だ。

円高対策なのか、円高後対策なのか
発表元:大和総研 http://www3.keizaireport.com/jump.php?RID=119945&key=2128

円高対策なのか、円高後対策なのか

円は、2008年9月のリーマンショック後本年9月前半までに、ドルに対して3割上昇し、さらに上昇しようとしたところで為替介入がなされた。加えて、政府は、ねじれ国会の中で難しくはあるようだが、円高対策として追加的な財政拡大政策を実施するようだ。
しかし、財政拡大策は円高対策にはならない。なぜなら、財政の拡大は金利の上昇を招き、金利の上昇は円の上昇をもたらすからだ。これは1999年のノーベル経済学賞を受賞したロバート・マンデル教授が明らかにしたことで、中級以上のマクロ経済学の教科書には書かれている（同じことを指摘したジョン・フレミング教授の功績も称えて、マンデル＝フレミング・モデルと呼ばれている）。政拡張政策を円高対策と呼ぶのは誤りである。円高によって生じた不況に対応するための円高後不況対策と呼ぶなら分かる。円高対策なら、円高を直接抑える対策のみが円高対策である。現在行っている非不胎化介入は円高対策になる。為替介入だけでは円高を抑えられず、日本の通貨量を拡大しなければならないというのが最近の実証分析のコンセンサスである（ただし、正しいタイミングで行えば介入だけでも円高対策になるという説もある）。円でドルを買えば、市中に円が流れる。それを日銀が吸収するのが不胎化で、吸収しないのが非不胎化である。不胎化であれば通貨量が増えないが、非不胎化であれば通貨量が拡大する。為替レートとは円とドルとの交換比率であるから、ドルが増えているときに円が増えなければ円高になるのは当然である。リーマンショック以来、ドルは猛烈に増えている。中央銀行が直接コントロールできるマネタリーベースは、アメリカが3倍に増やしているのに、日本は1.1倍にしか増やしていない。円高対策のためには、円を増やさなければならない。円高対策と、円高後対策の区別が重要だ。

関連銘柄

三井住友ＦＧ

タグ

#大和総研

11件のコメントがあります

1～11件 / 全11件

yoc1234さん 2010/10/12 07:43

I SAY企画プロダクションさん　　こんばんは。

またも意味不明。
ピーチャンになりそうです。
白川総裁度胸が無いです。
５兆円でなく５０兆円の間違いでしょう。

I SAY企画プロダクションさん 2010/10/12 02:12

こんばんは政府紙幣発行すれば

Ｎ＝１００ｘＡｘ０，７（ｃｈ）が成立しそうな気がします。

それより生産工場の最新を説明した方が好いですよ。

公害を克服した経歴があるのですから。

minnsann123さん 2010/10/12 01:13

こんばんは。
為替介入は当面なされない、内需拡大策、企業減税、勧誘緩和は正当ということですか。（その他の菅首相の政策の方向も、大筋正解なのでしょうか。）
それにしても、今日のドル安の動きは、日銀の想定内ということになるのでしょうか。ま、他の通貨は比較的穏やかな（ましな）動きといえるのでしょうが。

しかし、政府紙幣・通貨は最終兵器のように後始末が大変そうですが、実行の可能性を想定すべき時代になろうとしているのか、とても不安なこの頃です。

yoc1234さん 2010/10/11 23:46

ボナンザさん
こんばんは。
政府紙幣の発行です。
11月に総選挙でしょう。

yoc1234さん 2010/10/11 23:44

リモネンさん
こんばんは。

官僚に何も渡されていないので､しゃべれなかったということでしょう。
ひこにゃん状態です。

yoc1234さん 2010/10/11 23:41

九尾化猫さんこんばんは。
意味が無いですね。