坂本 大介さんのブログ
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斬!ザ・マーケット 2010/9/22 火曜日
21日の日本市場は小幅な寄り付きで連休中の米国株高を受けた買い先行でスタートするも、買いが一巡すると上値は伸び悩み、為替が円高に振れ始めたこと、夜間のFOMC発表を前に様子見もあり、利益確定の手仕舞いが入って後場は下落に転じるも日経平均は9600円台はキープ、9602.11円23.98安と小幅反落となりました。
21日米国市場は8月の住宅着工件数の結果が予想を上回って好感されましたが、こちらもFOMC声明内の景気判断や今後の金融緩和政策の動向を見極めたいとの思惑から様子見の小動き、手仕舞い売りが入って小幅反落で推移しました。FOMC声明発表後は買い優勢に転じましたがまちまち。ダウ平均は10761.03ドル7.41高とほぼ横ばい。
FOMCの声明内容は、低いインフレ率(デフレ)に言及し、今後も低金利を維持して行く方針とされ、政策金利は据え置かれました。今後もドルの金融緩和が続くとの見方からドルが売られ、円高に振れています。政府日銀による追加介入は確認されず、一時84円台まで下落しましたが現在は85.05円あたり。
円高懸念が再び強まり、今日は売り優勢の取引になると予想されます。
明日も秋分の日で日本市場は休場のため、後場からは手仕舞売りも重なって下げ幅を広げるのでは?
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関連銘柄:
TOPIX(KSISU1000) 日経平均株価(100000018) -
通貨ペア:
ドル/円
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