斬！ザ・マーケット 2010/9/3 金曜日

[坂本 大介さん]

本日は米国雇用統計発表日ですね。

2日の東京市場日経平均は、昨日に引き続いて続伸となりました。
前日の米国市場の伸びに後押しされて寄り付きから続伸、途中ドル円が84円台前半まで下落したことで9,000円を割り込む場面も見られましたが、先物の買い戻しが集まって上げ幅を確保、9062.84円135.82高で引けています。TOPIXも続伸。

米国市場は、新規失業保険申請件数の結果を好感し、ダウ平均は買いが先行。さらに7月の中古住宅販売成約の結果もよくホームデポなど一般消費財セクターで株価を後押ししました。
ただし、雇用統計発表前ということもあり様子見の雰囲気で上値は限定的。
ダウ平均は10320.10ドル50.63高、NASDAQも続伸。


民主党小沢氏の円高介入発言から既に買いが集まっている輸出銘柄関連は、米国市場の続伸で本日も好材料あり。
買い先行で始まるも、米国雇用統計の発表を前に様子見と休日前の手仕舞いが入るので小動きになる可能性が大きいです。

総じて値動き薄く、前日終値付近で引けるのではないでしょうか。
来週は代表選とメジャーSQ日を控えた先物の動きに要注目でしょう。