危ない橋を渡っている日本国債

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危ない橋を渡っている日本国債

ひとりごと日記です。

先日、百貨店に時計の電池交換に行ったとき
待っている間に、すぐ近くにある、宝飾品売り場を見てみた。

ゴールデンタイムなのにガラガラだった…

(先々月に、中国に行った時も、宝飾品を買っている人が少なく
と言うか、お客がいないところもあった。景気がよいとは思えない。)

もとい

その百貨店の宝飾品売り場で、
ヨーロッパ製のいつくかの時計を見ていた人が

「ユーロが、ずい分と安くなっていますねぇ~」
「そのわりには、あまり値段が下がっていないねぇ~」

と聞いていた。

店員さんは、笑ってごまかしていたが(^_^;)

「在庫」の問題や、日本での流通や販売にかかる諸経費を考えると
すぐに価格に反映されないことはわかる。
また、スイス時計は、スイスフランのレートも関係する。

ブランド戦略もある。

ただ、ユーロが上昇することがあれば、
比較的早く、価格に反映するでしょう。

そこは、商売人です。
値上げする(儲ける)口実ができる。

その百貨店の宝飾品売り場で
わたしがチラっと宝石を見たら

店員さんに声をかけられた。

(>_<)

「奥様にどうですか~?」など一般的なセールストークの後

「プラチナや金(ゴールド)の商品は、まだまだお安いですよ~」
「プラチナや金は、これから絶対にお値段が上がりますから~」
「今がお買い得ですよ~」

と言われたので

わたしは、

「絶対値段が上がるのでしたら、あなた様はプラチナや金をお持ちなのですか?」

と質問した。

すると店員さんは

「え~!」
「私、今何を言いました~」

とビックリした表情でわたしを見た。


金(ゴールド)が絶対上がると言っているのに
金(ゴールド)を持っていない。

つじつまがあわない…

純金積立は、3,000円からできるので
一般の人が金を買えない訳ではない。

しかし、いじわるな質問だったと反省してます・・・


店員さんなどは、かわいいもので、
日本政府は、もっとつじつまがあわないことをたくさんしている。

投資と関係するところで
1つだけ例をあげたい。

(やや、極端な考え方かもしれません。)

日本国債の利回りです。

日本の財務省は、10年国債の利回りを1%台の低利回りで発行している。
しかし日本の厚生労働省は、厚生年金の試算の前提を(途中説明略)
10年国債利回りを4%前後で予想している。

年金財政が悪化しているので
3%から4%の予想に変更している。

(・.・;)

(単に逆算して出している数字だと思う。)

次回の予想では、5%を超える数値になってもおかしくない。

厚生労働省と財務省のやっていることが
つじつまがあわないことは、常識のある人ならわかる。

ここで登場するのが、政府のおかかえ学者など
難しい説明をして政府の援護射撃をする。

財政論者の中には、

「国債の利払いさえ支払っていれば大丈夫でしょう~」

と言っている人もいるが
「机上の空論」だと思える。

日本の固有リスク、関東大震災などが発生すれば
日本国債の利回りは急騰しますが

そうでなくても、利回りが上昇する可能性がある。(・_・;)
(将来、日本国債が売られることを意味する。念のため…)

もし、厚生労働省の試算が正しければ、
利払いだけでも日本の1年間の税収が飛んでしまうかもしれません。

消費税を5%から10%に上げても焼け石に水でしょう。
緩やかなインフレに誘導する必要がある。


長期投資家は、万一の日本のトリプル安(株安、債券安、通貨安)に対応できる
スキルを身につけるべきだと思う。


ミスター円といわれた早稲田大学の榊原先生(元財務官)は、

1ドル   85円
1ユーロ  100円

になるだろうと…

たまたまテレビで言っているところを見ました。

正しいか、どうかはわかりません!


為替の予想を書くと、わたしの日記は長くなるので専門家へ。
為替は、投資の最難関科目のひとつです。


「日本国債は、危ない橋を渡っている」


そう思っても、不思議ではありません。


「増税で得た財源で成長を図る」のもよしですが、その前提として、
財政赤字を減らすことが主眼であることからぶれないで欲しいものです。

(BNPパリバ証券 中空 麻奈氏の言葉より引用)


おしまいです。


PS.


短期的な株価の予想は、できませんが
少なくともわたしは、
少し長い目で見ると日経平均9,000円割れは必至だと思う。

市場専門家の間では、日経平均9,000円は、
岩盤などと意見が一致しているようなので
そのようにならないでしょう。(専門家の予想など当たりません。)

「需給」が関連するので、その時期は、わかりません。
短期的には、株価が乱高下することもあるでしょうが、
世界経済危機は深刻で、株価はその悪材料を折り込んでいない。

わたしの予想が当たらないことを願いたい。
1件のコメントがあります
  • イメージ
    短期決戦さん
    2010/7/14 17:53
    はるるっぴさん、はじめまして、こんばんは
    凄くためになるひとりごと日記でした。
    矛盾していることや、理不尽なことありますよね。
    でも、それをどうしたら変えられるか。
    どういう行動をしたら良いのか。
    小さなことならコツコツ変えられますが、
    大きなこととなるとね。
    強いリーダーシップを持った指導者が現れて、
    世の中を一瞬にして変えてくれたらどんなに楽だろうか。
    とも思いますが、
    なかなか現実は難しいものです。
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