大手百貨店4社が1日発表した6月の売上高(速報値、既存店ベース)は前年同月に比べ2.3~12.0%減少し、4社ともマイナスになったそうです。
主力の衣料品のほか、宝飾品や食料品も低迷、中元商戦の出足が鈍いことも響いたようです。
消費者の節約志向が続いているほか、ここにきて株価の低迷も消費マインドを冷やしており、本格回復への道は遠いようです。
各社の売上高は三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越が12.0%減、伊勢丹が2.3%減、5月に26カ月ぶりのプラスに浮上した高島屋は5.5%減、3カ月ぶりのプラスだった大丸松坂屋百貨店も2.5%減と再びマイナスになったようです。
衣料品の低迷、購買単価のダウンなど、まだまだ回復への道のりは遠いようですね。