水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、ドイツ政府が一部の金融株やユーロ圏諸国の国債などに対する空売り規制を発表したことから世界的な規制強化に対する警戒感が拡大し下落したことから、売りが先行して寄り付いた。その後、外国為替市場で円相場が円高基調で推移したことから輸出関連銘柄を中心に売りが拡大し、日経平均の下げ幅は一時200円を超える場面も見られた。
後場に入ると、今後の欧州市場の動向を見極めたいと様子見ムードが拡大しもみ合う展開となったが、上海市場が上昇したことや円高が一服したことから、押し目買いが入り日経平均は下げ幅を縮小し取引を終えた。
業種別TOPIXでは、鉱業、空運、その他製品が上昇した一方、倉庫・運輸、保険、陸運が下落した。個別では、ミクシィ、サイバーエージェント、グリーが高い。半面、セブン銀行、日立造船、日本板硝子が下げた。
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