県経済の動きをキャッチするにいがた経済ナビです。
２年間の助走期間を経て、今月から百貨店の新潟伊勢丹と
新潟三越が名実ともに１つの会社となりました。
百貨店不況を背景に生き残りをかけた合併ですが、
新潟特有の課題も垣間見えます。
新潟の伊勢丹と三越両店で２日から始まった統合セール。
人気の商品が格安で販売され、多くの買い物客で賑わいました。
両店舗が統合に踏み切った理由、それは業務の効率化です。
全国百貨店の売上高は24ヶ月連続で前の年をダウン。
厳しい百貨店不況を背景にかつてのライバルと手を結び、
無駄を省く必要があったのです。
こちらの伊勢丹のチラシ、裏返せば三越のものに。
共同でチラシを作ることでコストの削減を図っています。
また、２つの店舗がそれぞれ持っていた総務や経理などの
管理部門を１つにまとめることで業務の効率化を図ります。
ただ、新潟ならでは課題もあります。実はこの合併話。
全国的に見るとそれぞれの空白エリアを互いに補完するため、
効果があるといわれています。
しかし、新潟は全国で唯一、三越と伊勢丹が競合する地区なのです。
消費が冷え込む中、そもそも同じ業態が立ち並び、
共存共栄が図られるのか？
ビジネス界から熱い視線が向けられています。
百貨店業界の不振が続く中、行われた三越と伊勢丹の統合、
新潟市の中心部に並存する意義を見出しつつ
いかにしてムダを省いた経営を図るのか今後、
注目が集まります。
(2日 21:00)＜ＢＳＮ＞
ニュース映像は こちらで ご覧いただけます
http://www.ohbsntv.com/news/1.html
（ ５日、月曜日 午後６時までなら ご覧になれます ）
まぁ、 こちらの 三越の入口には ライオンが “ ２頭 ” おりますから
デパートも 二つ あっても ？ いいかもぉ～ ？？？
でも、 “ 二兎追うものは 一兎をも得ず ” にならないことを
