しろしさんのブログ
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優待銘柄 失敗談 その1
その1・・・って事でたぶん2や3もあります(笑)
比較的最近の話ですが、牛角やam/pmを運営していたレックスHDっと言う会社がありました(今もあるけど(笑))
この会社は2年以上株式を保有していると長期保有者優遇と言う名目で株主優待が追加されると言うユニークな優待を行っていました。
今から数年前、狂牛病騒ぎで米国産牛肉の輸入が完全停止した時に、「ま~いずれは再開するだろうから~」っと言う理由で当時暴落した牛丼屋各社などと同時にこのレックスHDも仕込みその後株価は倍以上になってましたが、ま~長期保有者優待もあるし売らなくても良いや~っと放置していました。
それが昨年の夏『国産牛の在庫調整に失敗したので、賞味期限切れの牛肉を大量に廃棄する、それに伴って特損を計上する』とのプレスリリース( ̄ロ ̄;)
ま~特損だし、既存店売り上げ自体は伸びているから、ここはナンピンで買い増し!!をしたのですがそれから立て続けに特損形状、下方修正の連続、最後のとどめは経営陣とファンドによるMBOで半強制的に持ち株を没収されました(T^T)
通常の特損は一時的に株が下がっても長期的には値を戻すことが多いのですが、冷静に考えれば食品を扱う企業が食材を大量廃棄するなんて聞いた時点で経営者の資質を疑うべきでしたね f(^^;) このときの損失は金額的には30万円程度だったのでたいした損ではありませんでしたが、今後三角合併が解禁されると企業防衛の名目でなりふりかまわぬMBO等の手法も増えてくるかもしれませんので、特定利害関係者が大株主に名を連ねている場合は注意しようと心に刻みました(笑)
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ナンピン買いもその株によりますよねー。牛角はすきですけど。
長期保有の落とし穴ですね
これから巻き返し頑張って下さい
今後は三角合併で外資に狙われたりMBOも増えるでしょうね。。。用心します
損失は誤差程度なのであまり気にしていないのですが、
私は逆張り投資のスタンスですので、企業の業績が悪いときや人気が無い時に仕込んで、業績が回復したタイミングで売却すると言う手法を使ってきました。
うがった考えですが経営陣は意図的に特損を積んで下方修正を出し株価を低迷させる事ができますし。株価を下げてしまえば自分たちがMBOで取得する単価を下げる事ができてしまうので、これをやられてしまうと安心して投資できない…っと言う意味ではショックでしたねf(^^;)
ここでは、経営者の資質に注意と結んでいますが。
・優待だけに目がくらんではいけない(笑)
・投資経験が長くなると過去の成功パターンに頼って投資があらくなる事がある。
・長期保有銘柄でもほったらかしにせず経営の動きが不審な場合は分析しなおすべし。
等を反面教師として参考にしていただければ…っと思ってます。
ただし、三角合併もそうですが一昔前に業績の悪い企業を再生させるファンド等がありましたが、昨今はこれらのファンドが合併やMBOの案件に手を出しそこで収益を上げようとする動きが出てきていると言う話もあります。この様に個人では対抗できない資金が入ってくると太刀打ちできなくなるので、その際は順張りで流れに乗った方が良いのかもしれませんね。