新日鉱ホールディングス傘下の日鉱金属と三井金属は、合弁会社によるチリ・カセロネスの銅山開発を3月に始めるそうです。
鉱山を運営する現地法人に新たに三井物産が25%出資、2013年に生産を始めるそうです。
当初5年間は年約15万トンの生産を見込んでいるようですが、日本企業が主に出資する銅山では最大規模になるそうです。
開発投資額は約1800億円で、合弁会社が扱う銅鉱石のうち、保有する鉱山から調達する比率は約20%から約50%に拡大するようです。
日本は銅鉱石を100%輸入に依存しており、銅山の権益確保を急ぐ中国などに対抗する狙いもあるようです。
中国との競争は厳しそうですね。