水曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、欧州経済指標の弱さを受けて大幅に下落したことが嫌気され、売りが先行して寄り付いた。その後も、欧米市場が下落していることや外国為替市場で円相場が円高基調に振れたことが投資家心理を冷え込ませ、日経平均は下げ幅を拡大した。また、朝方に財務省が発表した1月の貿易黒字が12カ月連続で黒字となったが材料視されなかった。
後場に入ると、トヨタのリコール問題に関する公聴会の内容を見極めたいと積極的な売買が控えられ、日経平均は安値圏で推移した。
業種別TOPIXでは、不動産、小売、電気機器を中心に全銘柄が下落した。個別では、グリー、日本軽金属、クラリオンが高い。半面、昭和シェル石油、新生銀行、太陽誘電が下げた。
詳細はこちら。
http://www.united-mc.jp/