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スズキ

[東京 5日 ロイター] スズキ(7269.T: 株価, ニュース, レポート)は5日、2010年3月期の連結営業利益予想を前年比35%減の500億円に上方修正すると発表した。従来予想の400億円に比べ、25%の上方修正となる。
 主要市場のインドでの販売が好調に推移している。同社は、インド子会社の生産能力を現在の100万台から125万台に増強することを決めた。

 営業利益予想500億円は、トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト12人の予測平均値673億円を25.8%下回っている。田口英紀広報課長は通期見通しの上方修正について、「1―3月期は不確定要素が多く、12月までに上振れた分を上乗せした」と説明。欧州での買い替えインセンティブ切れや景気・為替動向などを不透明要因として挙げ、1―3月期は慎重な見方を変えていないと強調した。

 1―3月期の為替レートは、1ドル=90円、1ユーロ=115円を前提としている。

 2009年4―12月の連結営業利益は前年同期比25%減の498億円になった。通期予想に対する進ちょく率は99.6%。前年同期の通期実績に対する割合は86.4%だった。経費削減や原価低減を進めたものの、売り上げ減や構成変化、円高によるマイナスの影響をカバーできなかった。売り上げは、国内が前年同期比5.6%減、海外売上高が同31.8%減となった。

 営業利益面では、中国などアジアが同73%増の420億円と伸長し、大きな部分を占めている。一方、北米は123億円の営業損失と厳しい状況が続いている。事業別では二輪車が141億円の営業赤字となっている。

 <インド子会社の生産能力を増強>

 スズキは、インド子会社のマルチ・スズキの2010年3月期の生産台数見通しが102万7000台となり、暦年・年度を通じて初めて100万台を超える見通しになったことを明らかにした。

 インド市場は今後も拡大するとみており、マネサール工場に170億ルピー(約330億円)を投じ、現在30万台の生産能力を55万台まで引き上げることを決めた。稼動開始は12年春の予定。これにより、マルチ・スズキ社の年間生産能力はグルガオン工場の70万台と合わせ、125万台となる。
 09年のインドの乗用車市場は150万台を超え、マルチ・スズキ車のシェアは約55%となっている。
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