ここの所、寒いですねぇ。冬の入り始めは暖冬なんて言われていたし、実際に温かい日が多かったのですが。
朝、寒さに震えながらエアコンを入れ、室内がややあったまったら炬燵に入り、おやつの時間には温かい甘酒。
でも、夜寝る前には、また体が冷えて…やっぱり寒いです。
さて、今週読んだ本ですが１冊です。
悪意なき欺瞞
著者：ジョン・Ｋ・ガルブレイス
訳者：佐和隆光
出版社：ダイヤモンド社
経済学者で大暴落1929って著名な本を出してますが、これに関しては、みん株に来てらっしゃる方なら読んだって人は意外と多いのでは？
さて、本書はかなり薄くて読みやすい本では有りますが、内容はかなり濃い本です。
本書の内容としては例えば、通常言葉やら概念が有ると人間はつい分かったつもりになって、それ以上深く掘り下げない傾向に有りますが、この本は現代社会の構造を深く掘り下げ、普段気付いてない見過ごしている様な所、実際は気付いているんだけど見て見ぬふりををしている部分を衝撃的なまでえぐり出して白日の下に晒してくれる本ですね。
読んだ人の知的好奇心を満足させ、また今まで騙されていた部分が分かり、社会問題に対処する力を与えてくれる本だと私は思います。
さて、今週読んだ本は以上です。
では、おやすみなさい。
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