地球猛獣群さんのブログ
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日航の19日の結果次第では【投資から貯蓄へ】の流れになりそう
・・・19日いかんでは、たった2週間足らずで、何十万もの株主の財産を屁とも思わない、ころころ朝令暮改するゴーストが出てくる映画のジャンルの集団に、振り回された従来株主も、新規株主もかわいそうなパーでんねんになりますばう。
もう、株で何を信じたらよいのか疑心暗鬼状態なはずバウ。
まさに、本年の株式市場の一大惨事ばうね。※(3236 プロパスト のほうがひどいという向きもあり。ただし、むこうは、ダメ元という保有者で大半を構成されていたので自業自得の自己責任の面が強すぎるばうから相当劣後するばう。)
政X高官と、再X機Xの軽々過ぎる安易な発言に振り回された被害者は、株の後遺症になるバウな。
一気に、数10万の個人投資家が株式市場から去るばう。
↓ちなみに、猛獣は、年初に、日航株の売りピックス出していて注意喚起はしていたバウがね。
http://minkabu.jp/stock/9205/pick/10000000000371140
当時、その後、すぐに誰かのせいでストップ安を連続するとは思わなんだばう。まさかの坂はあるもんだ。
↓特にその過程がひどいばうね。喧嘩は嫌いだから、当たり障りの無きよう、簡易的に多少分かりやすくしてみたバウ。
大本営発表!大本営発表!
壱月七日。企業X生支援X構ハ、X航株ノ上場ヲ維持スルノ方針ナリ。(各自投資家ハ屑二ナラナイダロウカラ、安心シテ宜シク買フべシ。)
大本営発表!大本営発表!
壱月拾弐日。X業再生X援機構ハ、X航ニツイテ、九拾%超ヲ減資スル(屑=百%ノ減資ヲモ含有スル)方向デ目下調整中ナリ。(各自投機家ハ安心シテ宜シク買フべシ)
↓(参考資料)
日本航空:法的整理でも上場維持 再生支援機構が方針
日本航空の支援を検討している企業再生支援機構が、法的整理に踏み切った場合でも日航株の上場を維持する方針を固め、東京証券取引所と調整に入ったことが7日分かった。
法的整理後の上場維持を可能にする東証の規定を初適用し、日航の利用者減を食い止めたい考えだ。
また支援決定後は、融資や保証による最大1兆円の信用補完措置を取る方針も固めた。混乱を避けて、再建を円滑に進めるのが狙いだ。
日航の経営再建を巡り、支援機構では、金融機関や社債権者らの債権カットなど、関係者から一定の合意を得た上で、会社更生法申請に踏み切る「プレパッケージ(事前調整)型」の法的整理案が有力となっている。
同法の申請に伴い、上場廃止や、減資で株主責任を問われるのが通例だが、上場廃止は企業イメージを損ない、顧客離れに歯止めがかからなくなる懸念もある。
このため東証は03年、法的整理に移行した場合でも、有効な再生計画を立案していたり、保有株が紙くずとなる100%減資をしないことを条件に、上場を維持できるよう上場の規定を見直した。
法的整理と同時に再生計画を立案しているケースは異例で、適用例はないが、機構はプレパッケージ型の法的整理は上場維持の条件を満たすと見ている。
機構は日航が実質的に約8000億円の債務超過に陥っていると分析。法的整理に踏み切れば、燃料調達や空港利用料など多額の現金決済を迫られるため、1兆円の信用補完措置を取ることで、日航の運航に支障が生じないようにする。
また、機構から日航への約3000億円の出資▽金融機関などによる約7000億円の債権カット▽1万人強の人員削減--などの再生案を銀行団に提示しており、理解を得られれば法的整理に踏み切る方針だ。
これに対し、主要取引行のメガバンク3行は法的整理に反対し、3000億円超の債権放棄と債務の株式化に加え、減資を含む私的整理案を機構側に逆提案している。
3メガバンクは日航の普通株や優先株を保有しており、減資による株主責任を負うことで、私的整理に理解を得たい考えだ。ただ機構側は、「抜本再建には法的整理が不可欠」との姿勢を崩しておらず、協議は難航している。
毎日新聞 2010年1月8日 2時32分(最終更新 1月8日 2時32分)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100108k0000m020124000c.html
日航、90%超減資 上場廃止可能性も
支援機構
日本航空の経営再建を主導する企業再生支援機構が、会社更生法の適用による法的整理に伴い、日航の資本金の90%超を減資する方向で調整していることが9日、わかった。
日航は2010年3月末で8000億円を超える債務超過とみられており、普通株の価値はゼロに近いと判断。株主責任を厳しく問う方向だ。
東京証券取引所の上場規則では、100%に達しない減資なら時価総額が10億円以上であることなどを条件に上場の維持が可能だが、支援機構は100%減資して上場廃止とすることも検討している模様だ。
減資が行われた場合、既存株主の出資割合が大きく下がる。例えば99%減資の場合、1万株を保有していた人の株数は100株に減る。日航については、減資後に支援機構が公的資金で3000億円の増資を行う方向で、機構が筆頭株主となり再建を主導する。
日航の09年9月末時点の純資産は1592億円のプラスだったが、08年2月の増資で発行した約1500億円の優先株に財産が優先的に分配される仕組みとなっており、普通株の1株当たり純資産はマイナス5円85銭だった。その時点で会社が解散した場合の普通株の価値は、すでにゼロ以下になっていた。
通常、債務超過の企業が会社更生法の適用を申請した場合、100%減資で株主責任を問う事例が多い。
ただ、日航の株主は航空券の株主優待制度を期待する個人投資家が多いとされ、取引銀行などには100%減資に慎重な意見もある。
(2010年1月12日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20100112-OYT8T00491.htm
・・・しかし、株主優待目的に長期保有してきた方は、株主優待がなくなったら、カワイそうですバウな。
日本航空の株主優待は、かなり長い歴史があり、優待実施上場企業の中でも、最古参ではないものの、ものすごい古参格ばう。
恐らくは、上場した昭和36年当時からあるのでは?ないかとも思料するバウ。
まあ、参考までに、航空ブームの昭和40年代初頭のものを御出ししますと、
【9201】日本航空
株数 200株ごとに1枚
優待方法
東京~札幌間と東京~福岡間は2枚で5割引、1枚で2割5分引
東京~大阪間は1枚で5割引
大阪~福岡間は1枚で5割引
大阪~札幌間は3枚で5割引
福岡~札幌間は4枚で5割引
権利確定 3月末 9月末
有効期間 5-10月 11-4月
備考①国際線には通用しない
②3月末現在で100~199株の所有株主に年間1枚の株主優待割引券発行(有効期間は5~10月)
・・・要するに、長期保有株主にしてみれば、年に1~2回の何十年も続いてきた日本航空伝統の株主優待は、もはや、ガキでいうところの運動会並みの慣習になっていたばうな。
これで、何十年も続いてきた慣習を無くしてしまったら、JALファンは、相当幻滅するだろうね。金券ショップも主力商品をまた減らされて泣くだろうね。
せめて、半額割引券でなくとも、採算にあまり影響がない範囲での割引券は維持してもらいたいもんばうなぁ。
【優待の切れ目が縁の切れ目】にならないことを祈っているばう。
ばう、ばう~~~。
↓世の中には、かふゐふ美談もあるばうしね。
2010年01月15日 掲載
38万人 なぜ個人株主まで道連れなのか
「100%減資」に異論続出
「必ずしも100%減資が正しいといういうことではないと思う」
日本商工会議所の岡村正会頭(東芝会長)が、14日の記者会見でJAL株についてこう発言した。個人株主保護の観点から、一定の配慮が必要という認識だ。
今回のJAL再建は、JAL自身の意向とは関係なく、政府の方針で法的整理が実行される。政府によって個人株主が強制的にJALから退場させられるのは、確かに理不尽というものだ。
「だいたい、JALの経営がここまで悪化したのは、政治家、役人、JAL歴代経営者のトライアングルの癒着の構図があったから。38万人のJALの個人株主には、東京に行った子どもに会うため、株主優待券を目的に株式を保有している、地方の中小企業経営者が結構いる。そんな個人株主に100%の責任を問うのは酷だ」(金融関係者)
かつて、第一ホテルが倒産し株券は紙クズになったが、後にスポンサーとなった阪急グループは、第一ホテルの旧株主に自社の優待券を数年配った。サービス業はそれだけ顧客の株主を大切にしなければならないといういい例だ。
東証は、昨年12月30日から上場ルールを改正して、増資の際、既存株主の利益を優先する「ライツ・イシュー」を導入したばかりでもある。政府は、個人株主にも目を向けるべきだ。
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44303
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関連銘柄:
ANAHD(9202) 日本航空(9205)
プロパストは、まあ新興ではよくある話なのでJALとは比較になりませんが…
JALの結末はどんな形でも大きな波紋を残しますよね。。。
http://www.mlit.go.jp/k-toukei/11/annual/dai1hyo.pdf
だいたい、よくよく考えれば、狭い島国の日本で、飛行機飛ばして非効率なことこの上ないばうね。
昭和中期ならともかく、今では、道路網も新幹線(鐵道網)も十分すぎるほど整備されてるばうしね。
公共交通手段の誤用を長らく天狗になっていた日本人は続けてきたのかも知れないばう。今では、普通に高速バスもあるんだし。ずいぶん贅沢をしてきたということばう。
飛行機は大阪、名古屋、東京、仙台、広島と沖縄、博多、その他諸島部、北海道2か所くらいで狭い日本には十分(過ぎる)かもしれないバウな。
その他は国際線で充分ばう。
ばう、ばう~~~
いったん使い出すと、場所によっては新幹線とか乗っていくのがいやになりますし。(゜ω゜;
いかんせん、円鈴もJALではなくANAを優先的につかっていたので、JALの助けには全くならないわけですが…(汗
だってANAのほうがサービスいいんだもん…サービスに体力を使えるってコトかもしれないですけど…(><;
どこの国でも、国が関わっている(いた)企業はサービス良くないですばう。基本的に、というか根本的に。
↓その最たる例は、某国のコンビニを見れば一目瞭然で分かりますばう。3分でね。国によってはあいさつもないです。
http://www.youtube.com/watch?v=FYNmqJgTLII&feature=related
国という金看板があれば、みんなそれを信じてありがたって利用すると高飛車な限り、改善もくそもないでしょう。
ばう、ばう~~~