世界経済の回復期待により買い先行。

[UMC取締役 岡部さん]

火曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、中国の12月輸出入が市場予想を上回る伸びとなり中国の需要拡大を期待した買いが入り上昇したが、短期的な過熱感から利益確定の売りが先行し反落して寄り付いた。その後、業績改善が期待される主力株に買いが膨らんだが、外国為替市場で円相場が円高基調に振れたことから、前日終値付近でもみ合う展開となった。
後場に入ると、中国など新興国を中心に世界経済の回復期待から主力株を中心に買いが拡大し、日経平均はプラスに転じ上げ幅は一時100円を超える場面も見られた。
業種別TOPIXでは、鉄鋼、輸送用機器、その他金融が上昇した一方、空運が下げた。個別では、日本風力開発、オークマ、クボタが高い。半面、日本航空、ガンホーオンラインエンターテイメント、ファーストリテイリングが下げた。

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