神奈川:ウナギの謎

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神奈川:ウナギの謎

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謎に包まれているニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の回遊ルートを解明しようと、東京大学海洋研究所(東京都中野区)の研究チームが神奈川県平塚市の相模川河口で、稚魚の捕獲調査に乗り出した。

 稚魚が回遊する中国や韓国、台湾の研究者とも協力し、各国・地域での捕獲数量などのデータを蓄積することで、漁獲量を事前に予測できるようにするのが狙い。解明された回遊ルートを保護することで、激減している稚魚の漁獲増にもつなげたい考えだ。

 捕獲調査を始めたのは、2005年に世界で初めて、ニホンウナギの産卵場所がマリアナ諸島沖と突き止めた同研究所の塚本勝巳教授らのチーム。平塚市漁協から調査目的の捕獲許可を得て、11月から調査に乗り出した。来年4月まで、稚魚が多く捕れる新月の夜に照明器具で水面を照らし、集まってきた稚魚を網ですくう方法で捕獲を続ける。

 稚魚が日本に来る前の回遊ルートにあたる中国や台湾、韓国の研究者にも協力を要請。すでに台湾大学が複数の河川で捕獲調査を始めたほか、韓国の忠南大学、中国の中国科学院も近く調査に乗り出すという。

 ニホンウナギの生態は十分に解明されておらず、卵から成魚まで育てる完全養殖の技術は確立されていない。日本に回遊してくる稚魚を捕獲し、養殖池で育てるしかないため、ウナギの供給量は稚魚の捕獲量に左右されているが、漁獲量の予測はできていない。

 研究チームは、捕獲した稚魚の肥満度を調べるほか、年輪のような模様が記されている内耳の「耳石(じせき)」という器官を調べて、産卵から何日目か、どの海域で生息していたかなどを割り出す。

 4研究機関の調査データを蓄積して稚魚の回遊ルートを把握することで、捕獲量を事前に予測できるようになり、稚魚の取引価格の安定にもつなげられるという。

 稚魚の漁獲量は1960年代前半の200トンから、2000年以降は20トン以下に激減しており、研究チームの青山潤准教授は「調査データを長期的に蓄積して回遊ルートを突き止め、そのルートを保護することで、漁獲増につなげたい」と意気込んでいる。

(2009年12月20日14時02分 読売新聞)


日本人は発明・発見ネタに弱い。

近々ウナギの養殖方法が発明されるだろう。

関連銘柄は沸騰します。

惜しむらくは関連銘柄が思い浮かばない(笑)。(黒)
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4件のコメントがあります
  • イメージ
    黒鮪殿下さん
    2009/12/21 16:22
    株入さん こんにちは

    生命力の強いものは栄養も豊富なようですね。
  • みんかぶ運営事務局によって削除されました。

  • イメージ
    黒鮪殿下さん
    2009/12/21 13:13
    yocさん こんにちは

    こんばんは。

    関連銘柄有り難うございます。

    ひょっとしたら永谷園[2899]あたりが目をつけるかも知れません。
  • イメージ
    yoc1234さん
    2009/12/21 12:19
    こんばんは。

    日水、JT、伊藤忠食品ぐらいでしょうか?

    日本食研、味の素も出そうですね。

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