No 036 ドバイについて考える

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2009/11/27 - Tiger Eyeさんの株式ブログ。タイトル:「No 036 ドバイについて考える」 本文:アナリスト方面からは「まさか、、、」の、ドバイショックがおこった。「まさか!」とは、少々、怠慢気味では無いかと思う。

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No 036 ドバイについて考える

Tiger Eyeさん
Tiger Eyeさん
アナリスト方面からは「まさか、、、」の、ドバイショックがおこった。「まさか!」とは、少々、怠慢気味では無いかと思う。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djDEO4358.html

むしろ、「ドバイショック」などは、折り込んでいないとおかしい。
クレジット危機が発生すれば、金融株は、危ない。

今、世界中で、金融機関の破綻が起きているし
今回のように、ドバイが支払い猶予申請すれば、間違いなく世界中にマイナスショックが、広がるのは見えている。

ドバイは、貧富の差が激しく、毎月、数千人の出国者を出していた。浮き沈みの激しさは、新興国ゆえに仕方ない。

UAEという国家は、もともと7つの首長国の連合体だが
「ジャンク級」に格付けされたことから、分裂するような事態まで、展開するかもしれない。

クエートと違って、石油の生産量も少ないが、ここ2年の間の原油価格の高騰で、アブ○○のほうの、資金が潤って、これをバックに急成長した国だ。

このお金を基にして、ブルジュドバイや、海浜都市を構築し
不動産立国を目指した背景がある。

すごい急成長だった。301○のように。
ただ、収縮もはやかった。

こうなると、HSBC銀行の不良債権は、何倍に増加するのだろう。
そうすれば、UAEの加盟7国のうち、脱退する国も出てきてもおかしくない。

みずほFGコーポBが11/02日に、サウジのリヤドで出店し印象が良かったが、ドバイショックが3週間以内におこったことで、ギリギリ、被害が少なくて、済んだと思う。
リヤドもUAEの構成グループだから、危ないところ。

一方、ドバイに融資していた、ヨーロッパ、ロシア圏内の金融機関は、かなりのダメージを受けることになる。

こうなると、こんどは、ドルではなく、ユーロが暴落する。
ロシアは、金融機関の体力が、比較的弱い。

ロシアは、東欧の国々に、多額の融資をしているので
ユーロが暴落してくると、ウクライナの天然ガスを武器に供給規制を再開するかもしれない。

紛争が、また起こってくるのではないかと、危惧する。

幸い、原油価格は、高騰しはじめているが、暴落しはじめたら、天然ガス頼りのロシアは、困った事になる。心配だ。

ドバイショックで牙が生えたロシアと4島で、今、イサカイを起こす必要も何も無い。すこし、タイムラグ、時間の余裕が、クッションになるのではないか。


一方、原油価格高騰は、日本にとっては、好ましくない。
日本には、資源がない。
資材を輸入して、製品として、売ることしかない。
自動車銘柄も、精密銘柄も、良くない。

どちらにしても、製造業は、売れなければ、在庫過剰になる。

こういうときは、保険業とか、CO2削減、ECO推進
に取り組む銘柄そういう銘柄や
生活に必需な銘柄が、やはり堅い。

各国が今こそ、協調して、新たなる強固な、超大型の経済対策に踏み切ることを、期待したい。
               Tiger・Eye
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
Tiger Eyeさん
アメリカンスピリットさん こんにちは

禁煙がんばりましょう~
私は、来月中旬頃からを、予定しています。

>アメリカもまだ地雷(サムプラズローンの商業バージョン)を抱えてるためこれをいかにうまく爆破せず処理できるかオバマさんの手腕に掛かってます。

そうですね
何とか、株価バブルを創出して、一気に解消を狙っていそうな現在のNY相場にみえ、かけ離れて高値続伸を連発。
その後に控えるサブプライムではないほうの、本プライムの処理がオバマさんに与えられた宿命に思えて。
なんだか、可愛そうな気もします。
頑張って下さいと応援です☆。

では、良い週末をお過ごしください。
(退会済み)
Tiger・Eyeさん。こんばんは。

そうですね~。

「ドバイショック」は以前から予兆があっただけに、正直織り込んだ内容として市場は見て欲しかったです。

ただ、今の環境が悪すぎですから、過敏に反応してしまった感じも受けますが。

どうであれ、今後の世界経済も中国が斬り込み隊長となり経済を引っ張ることは今後も間違いはないとは思いますが、やはり中心はアメリカである思います。

そのアメリカが内需の拡大の為、必死にドルを刷り、国債を大盤振る舞い。
昨年のリーマンショックも一年で織り込もうとしている。

ですが、アメリカもまだ地雷(サムプラズローンの商業バージョン)を抱えてるためこれをいかにうまく爆破せず処理できるかオバマさんの手腕に掛かってます。

アジアもベトナム・インド・モンゴル(???、穴的)と魅力的な国が沢山ありますが・・・。

各地で今回のような地雷が爆ぜる事で、負の連鎖が起きるリスクを考えたら個人的にはまだ様子見の所があります。

日本は・・・。バブル景気が天井。

デフレ宣言も、なにをいまさら寝ぼけた事と思ったりします。
庶民と国との感覚が違う限り国力の向上はありえないでしょうし、政治がマスコミに左右されるようでは海外投資家からも魅力的に感じる国には見えないでしょう。

と冷たい事を書いていますが、なんとかがんばってほしい。日本!!

今の相場を考えると、なかなかミドルでの投資も難しくなりしたのでで、年内にショートの勉強をします。

と・・禁煙も忘れていません。こちらも年内がんばる予定です。
Tiger Eyeさん
月とスッポンさん、こんばんは☆

>「まさか」でもなんでもないですよね???
おっしゃる通りですよね^^;

ドバイ方面ではなく、これからも、ベトナム方面の活躍企業に期待してます。
中国は、2010年までに56兆円の追加経済対策を行い「バブルの崩壊」を食い止めようと頑張っていますね。
全世界は、中国頼りに景気回復をめざしつつ
その間に、インド、ベトナムは力をつけてきています。

日本も、これをやらなきゃね!って、苛立ちさえあります。

来年以降数年で、もし中国経済が失速しだすと、こんどは、インドとベトナムの市場が更に活性化してくると思います。

その面で、ベトナムとインドからの信頼の高い日本銘柄を選好中です。

ドバイのショックは、起こりえるべくして起こった。
と、確信しつつも、湾岸諸国が協調路線を構築して、ドバイ救済の動きに力点を置きドバイが、何とか分裂せずに、もちこたえれば、良いですが、
またまた、「湾岸危機」にでも発展すれば、
「ドル売り=アメリカ株下げ」の傾向が強まり、益々の円高基調になるかもしれませんね。

昔は、「有事のドル買い」とか、いっていましたが
国際紛争になったら、米国が実質的に当事者として登場しますので、それでなくても悪化している財政の状況に、「戦費の調達費」が拍車をかけて、ドル売りが加速しそうな危惧も。
また、日本に、戦費を貸してくれと、言ってくるのではと
それなら、IMFも「日本の格上げ」をしてくれなきゃ
ギブ&テイクになりませんorz

いつも、仲良くしていただいて、ありがとうです^^!
これからも、よろしくお願いします。m(_ _)m
ナキール社の社長が「やばいよ~やばいよ~」って嘆いてる姿を何度もTVでみましたが、、、^^;
「まさか」でもなんでもないですよね???
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