日経平均は4ヶ月ぶりに9500円を割る。

[UMC取締役 岡部さん]

金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、大手証券が半導体セクターの投資判断を引き下げたことからハイテク関連銘柄に売りが拡大し下落したことから、売りが先行して寄り付いた。その後も、ハイテク関連銘柄を中心に売りが拡大したが、連日売りが続いていた銀行株に自立反発の買いが入り、日経平均は安値圏でもみ合う展開となった。
後場に入っても、企業の増資による需給悪化懸念や外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることから積極的な買いが控えられたが、下値では押し目買いが入り、前場に引き続き安値圏でもみ合う展開となった。日経平均は4ヶ月ぶりに9500円を割り取引を終えた。
業種別TOPIXでは、証券、繊維製品、その他金融が上昇した一方、鉱業、輸送用機器、精密機器が下げた。個別では、ニチコン、三菱ケミカルホールディングス 、ケネディクスが高い。半面、エフオーアイ、イオンモール、ファーストリテイリングが下げた。

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