パソコン市況が好調。

[UMC取締役 岡部さん]

木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、週間原油在庫統計で原油在庫が増加し原油先物価格が下落したことからエネルギーセクターを中心に売りが拡大し下落したが、連休中の米国市場が高値圏で推移したことから買い安心感が拡大し、買いが先行して寄り付いた。その後も、世界的にパソコン市況が改善していることから、半導体などハイテク関連銘柄を中心に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時200円近くに達する場面も見られた。その後は、高値圏で推移し前引けとなった。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が軟調に推移したことから、日経平均は一時上げ幅を縮小する場面も見られたが、大引けにかけて再び上げ幅を拡大した。
業種別TOPIXでは、精密機器、化学、金属製品が上昇した一方、空運、海運、証券が下げた。個別では、ニチコン、ヒューリック、栗田工業が高い。半面、アイフル、日本航空、キャンバスが下げた。

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